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東北の日本酒蔵元「お酒飲んで!」「このままでは二次被害!」

「ハナ サケ!日本の会」復興支援表明ステッカー

 石原慎太郎東京都知事による「花見自粛」発言が波紋を呼んだが、東北地方の酒蔵からは「もっと酒飲んで!」の声が多数あがっている。

 岩手県盛岡市「あさ開」杜氏の藤尾正彦さんは「明日の日本を復興させるために、東北の日本酒を楽しんでほしい」と訴える。
http://www.youtube.com/watch?v=hHucTlBohfg

 岩手県二戸市「南部美人」五代目蔵元の久慈浩介さんは「私たちは酒を飲んでいる場合じゃないけれど、このままでは経済的な二次被害を招いてしまう。自粛していただくよりも、お花見をしていただくことで、東北を応援してほしい」という。
http://www.youtube.com/watch?v=UY0FtSqrMBc

 ぜひ東北の酒を飲みたいけれど、「銘柄が良くわからない」あるいは「現地はどんな被害状況か気になる」という方に見てもらいたいのは、被災した地域の酒蔵を応援するサイト「Save The 東北の酒」の「被災地の酒」。
http://save-sake.com/menu/page/1

「蔵、もろみともに被害大」「津波に合い、壊滅的な被害を受ける」といった記載の中に、「発電機により搾り再開」の文字も並ぶ。

 エリアによって状況は大きく異なるが、すでに力強く復興を始めている地域にとって、継続的な支援や震災による大きな損害からの復興に今後必要となるのは、自粛ではなく積極的な消費活動による経済支援だ。

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