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素足にミュール、サンダルはかかと乾燥しやすく水虫に要注意

女性の3人にひとりは悩んでいるといわれる“水虫”。ムシムシして暑い日は特に靴の中がムレやすく、水虫菌が繁殖しやすいという。そこで、皮膚科『永峯医院』の院長・永峯由紀子さんに、水虫の原理と、水虫になりやすい4つのパターンを教えてもらった。以下、永峯さんの談。

* * *
水虫とは、白癬菌というカビの一種が原因で起こる感染症です。『趾間型』、『小水疱型』、『角質増殖型』、『爪水虫』の4種類があり、とくに女性に多いの が、かかとがガサガサして硬くなる『角質増殖型』。感染症といっても、その日のうちに洗い流せば白癬菌は増殖しません。要は“花粉症対策”と同じで、菌を 持ち込まずに除去するのがポイント。1日の終わりには、必ず念入りに足を洗って、清潔に保ちましょう。

水虫になりやすい状況は、以下の4つ。

【1】スポーツクラブなど、不特定多数の人が素足で利用する場所には水虫菌が潜んでいる可能性が。自宅に帰ったら足を洗いましょう。

【2】ミュールやサンダルなど素足で過ごす機会が多い人は、かかとが乾燥しやすく、皮膚が硬くなって角質タイプの水虫になる可能性も。

【3】吸水性の低いストッキングにパンプスやブーツなど、靴内がムレて菌が繁殖しやすい環境に。1日履いた靴は乾かし、湿気を飛ばして。

【4】敷きっぱなしで湿ったバスマットや濡れた足で履いたスリッパは水虫菌が好む場所。家族の誰かが感染していたらうつる危険性大。

※女性セブン2011年8月4日号

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