ライフ

被災地で「思い出写真のデジタルデータ化」ボランティアが必要

 これから夏休みを迎えるにあたり、被災地にボランティアに行こうと考えている人も多いだろう。現在は地域コミュニティの維持や被災者のメンタルケアへのニーズが高まっているという。個々人が持つ趣味や特技が活かせるものもあるという。今回の震災ボランティアで注目を集めているのが思いで写真のデジタルデータ化だ。

 せめてもの思い出に、と亡くなった家族の写真を捜す遺族の姿には胸を打たれるものがある。瓦礫の中から泥で汚れた写真を捜し出し、丁寧に洗うボランティアの姿はこれまでもよく報道されてきたが、今は新たに写真のデジタルデータ化が求められているという。

 6月下旬、宮城県岩沼市にボランティアに出掛けたフリーライターの土肥志穂さんが話す。

「6月下旬から東北も梅雨に入り、拾われ、集められた写真は湿気のためにカビが酷くなっています。また、写真点数が万単位になり、その中から求める写真を捜し出すのも至難の業になっています。そこで急がれているのが写真のデジタルデータ化です」

 比較的状態が良好な写真はスキャナーでスキャンし、状態が良くない写真はデジカメで撮影し、それぞれパソコンにデータとして取り込む。こうした作業がすでにボランティアの手で行なわれているが、写真点数が多いため間に合わないのだという。

 ボランティアセンターごとに揃っている機材は異なる。興味のある人は、被災各地のセンターに問い合わせ、必要な機材を確認しよう。

※SAPIO 2011年8月3日号

トピックス

岸信夫元防衛相の長男・信千世氏(写真/共同通信社)
《世襲候補の“裏金相続”問題》岸信夫元防衛相の長男・信千世氏、二階俊博元幹事長の後継者 次期総選挙にも大きな影響
週刊ポスト
海外向けビジネスでは契約書とにらめっこの日々だという
フジ元アナ・秋元優里氏、竹林騒動から6年を経て再婚 現在はビジネス推進局で海外担当、お相手は総合商社の幹部クラス
女性セブン
二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ
《独立後相次ぐオファー》二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ 「終盤に出てくる重要な役」か
女性セブン
女優業のほか、YouTuberとしての活動にも精を出す川口春奈
女優業快調の川口春奈はYouTubeも大人気 「一人ラーメン」に続いて「サウナ動画」もヒット
週刊ポスト
真剣交際していることがわかった斉藤ちはると姫野和樹(各写真は本人のインスタグラムより)
《匂わせインスタ連続投稿》テレ朝・斎藤ちはるアナ、“姫野和樹となら世間に知られてもいい”の真剣愛「彼のレクサス運転」「お揃いヴィトンのブレスレット」
NEWSポストセブン
デビュー50年の太田裕美、乳がん治療終了から5年目の試練 呂律が回らず歌うことが困難に、コンサート出演は見合わせて休養に専念
デビュー50年の太田裕美、乳がん治療終了から5年目の試練 呂律が回らず歌うことが困難に、コンサート出演は見合わせて休養に専念
女性セブン
今回のドラマは篠原涼子にとっても正念場だという(時事通信フォト)
【代表作が10年近く出ていない】篠原涼子、新ドラマ『イップス』の現場は和気藹々でも心中は…評価次第では今後のオファーに影響も
週刊ポスト
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
破局した大倉忠義と広瀬アリス
《スクープ》広瀬アリスと大倉忠義が破局!2年交際も「仕事が順調すぎて」すれ違い、アリスはすでに引っ越し
女性セブン
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
韓国2泊3日プチ整形&エステ旅をレポート
【韓国2泊3日プチ整形&エステ旅】54才主婦が体験「たるみ、しわ、ほうれい線」肌トラブルは解消されたのか
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン