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作務衣&雪駄の涼服着用男 イタリア料理店入店拒否され激怒

 夫婦の日常も様々だが、あらゆる夫婦のエピソードが、漫談家の綾小路きみまろにメールや手紙で続々と寄せられている。今回の報告は、ご主人(38歳)が信用金庫勤務の奥様(40歳)からの投稿。小学生の娘さんがいます。

 * * *
「楽だし、涼しいし、サイコーだよ」今年から作務衣を愛用の主人。帰宅すると、シャワーを浴びて汗を流し、作務衣に着替えます。仕事柄きちんとした服装をしているので、作務衣姿の時はリラックスして動きやすいらしく、嫌がっていたベランダの花壇の水やりも積極的にやってくれます。

 そんな主人と久しぶりに外で食事することに。私と娘は先に自宅を出て買い物をしてから、待ち合わせのイタリアンへ。先に入って待っていると、ドア付近で何やらいざこざが。「当店では雪駄履きのお客様はお断わりしてるんですが」「だって、作務衣には下駄か雪駄でしょう? 革靴を履いて来いっていうわけ?」声の主は主人です!

 結局、私と娘も追い出されることに。半ベソの娘そっちのけで「おかしいよ。あの店は許せないよ」と、私に怒りをぶつける主人。許せないのはイタリアンに作務衣で来るあなたです!

※週刊ポスト2011年8月5日号

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