団体としては初の国民栄誉賞を受賞した、なでしこジャパン。いまだ興奮さめやらぬ“なでしこ旋風”は、各地で行われている日本女子サッカーリーグ=なでしこリーグの試合の観客動員数をも大幅アップさせている。「私も見たい!」と思っても、お目あての選手の試合がどこで行われているのか、そもそもチケットの買い方もよくわからないという人も多いのでは?
そこで、なでしこリーグを観戦するための基礎知識を、ウェブマガジン『スポーツプラネット』の編集長・マーススポーツエージェントの仲島修平さんとスポーツライターの深谷友紀さんに聞いた。
「無料の試合と有料の試合があります。ほとんどの選手がアマチュアで観客の数もまだそれほど見込めないため、試合によっては観戦料を取るとスタジアム使用料金が上がり、逆に採算がとれないケースも出てくるのです」(仲島さん)
有料の場合、チケットはひとり1000円前後。
「当日券がある場合がほとんどですが、確実に見たい場合は各チームのHPなどで前売り情報の確認を」(深谷さん)
スタジアムはどんな雰囲気なのだろうか?
「サポーターがエキサイトして野次がとぶようなこともなくのんびりムード。スピードやパワーはいまひとつですが、選手の技術は高いので試合は楽しめます。なにより選手の一生懸命なプレーやひたむきさが伝わってくるのがいい。試合後のファンサービスで握手会などをするチームも」(深谷さん)
この夏、家族で観戦しよう!
※女性セブン2011年8月18日号