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FXカリスマ主婦の予想「3~4年後に1ドル120~130円も」

 ここしばらく史上かつてない円高局面が続いているが、はたしてどこまで円高が進むのだろうか? FXで8億円を稼いだカリスマ主婦トレーダー・池辺雪子氏に、今後の米ドル/円相場についての見通しを聞いた。そして、FXで1億円を稼げるのか――その実現性について聞いてみた。

 * * *
 米ドルは、今年3月につけた円の史上最高値76円25銭に対する二番底をつけにいったが、私はこのまま円高トレンドが続くのではなく、秋までは現状レベルのレンジ相場が続くと見ている。その後、10月以降から円安トレンドが出てくるのではないか。

 米国の金融当局による量的緩和策第2弾(QE2)終了の影響が表われ始め、日本の消費税アップなどの材料が注目されるにしたがい、来年にかけて、じわじわと円安トレンドが進むと予想している。3月に行なわれた11年ぶりの協調介入の効果は大きく、ドルの下値は限られる。3~4年後に、1ドル120~130円となってもまったくおかしくはない。

 このような大きなトレンドに上手く乗ることができれば、FXで1億円実現への道もグッと近づくだろう。最終的にFXで勝つ決め手は、勉強と経験だ。そのためには、デモではなく、少額でいいから自分のお金で取引をすること。自分のお金で取引しなければ経験にはならない。パチンコや競馬と違って、相場は努力した分だけリターンが戻ってくるものなのだ。

 私がこれまでの投資経験で得た教訓は、必要以上に欲張らず、自分のペースを守ることが大事、ということ。その教訓を生かすための、「あかるく、あきらめず、あせらず」という3つの心がけをまとめて“「あ」のルール”と呼んでいるが、皆さんも“「あ」のルール”で1億円を目指してほしい。

※マネーポスト2011年9月号

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