ライフ

親が元気なうちにすべき介護準備 自治体広報誌を捨てない等

「うちの親はまだ元気だから…」、そんな油断は禁物! いつ介護が始まってもあわてないために、準備こそが重要だ。『おひとりさま介護』(河出書房新社)の著者で、現在も母親の介護をしているジャーナリストの村田くみさんにいまやるべきことを3点教えてもらった。

 ひとつは、「地元の地域包括支援センターを知る」ことだという。市区町村の介護の出先機関として数か所設けられている地域包括支援センターは、高齢者のよろず相談窓口。介護保険の手続き、利用方法から、健康、生活のことまで相談に乗ってくれる。「“悪質商法にだまされたかもしれない”というときだって相談に乗ってくれるんですよ」(村田さん)

 また、「新聞の折り込みにはいっている自治体の広報誌は捨てない!」ことも重要なのだという。

「自治体が月に1~2回発行する広報誌は情報の宝庫。心がふさぎ込んだり、親の物忘れが気になったときなど、専門医が応じてくれる無料相談会の開催情報や、ボランティアの派遣、介護者の交流会のお知らせが随時載っているので、積極的に活用してみて」(村田さん)

 そして、「家計・保険を見直して、介護の出費に備える」ことをいまのうちにしておきたい。介護はお金がかかるので、家計の無駄は徹底的に省いておこう。特に再考すべきなのは保険。「私は、終身タイプで死亡保障がついている医療保険に加入していましたが、都民共済の医療保険に変えました。年間で約8万7000円節約できました」(村田さん)

※女性セブン2012年3月1日号

関連記事

トピックス

二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ
《独立後相次ぐオファー》二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ 「終盤に出てくる重要な役」か
女性セブン
海外向けビジネスでは契約書とにらめっこの日々だという
フジ元アナ・秋元優里氏、竹林騒動から6年を経て再婚 現在はビジネス推進局で海外担当、お相手は総合商社の幹部クラス
女性セブン
今回のドラマは篠原涼子にとっても正念場だという(時事通信フォト)
【代表作が10年近く出ていない】篠原涼子、新ドラマ『イップス』の現場は和気藹々でも心中は…評価次第では今後のオファーに影響も
週刊ポスト
真剣交際していることがわかった斉藤ちはると姫野和樹(各写真は本人のインスタグラムより)
《匂わせインスタ連続投稿》テレ朝・斎藤ちはるアナ、“姫野和樹となら世間に知られてもいい”の真剣愛「彼のレクサス運転」「お揃いヴィトンのブレスレット」
NEWSポストセブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
破局した大倉忠義と広瀬アリス
《スクープ》広瀬アリスと大倉忠義が破局!2年交際も「仕事が順調すぎて」すれ違い、アリスはすでに引っ越し
女性セブン
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
中国「抗日作品」多数出演の井上朋子さん
中国「抗日作品」多数出演の日本人女優・井上朋子さん告白 現地の芸能界は「強烈な縁故社会」女優が事務所社長に露骨な誘いも
NEWSポストセブン
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
国が認めた初めての“女ヤクザ”西村まこさん
犬の糞を焼きそばパンに…悪魔の子と呼ばれた少女時代 裏社会史上初の女暴力団員が350万円で売りつけた女性の末路【ヤクザ博士インタビュー】
NEWSポストセブン
韓国2泊3日プチ整形&エステ旅をレポート
【韓国2泊3日プチ整形&エステ旅】54才主婦が体験「たるみ、しわ、ほうれい線」肌トラブルは解消されたのか
女性セブン