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敏腕FPが伝授「調味料はよい物を」等お金貯まるキーワード

 夫はミュージシャン、妻はフリーアナウンサー。29才で結婚して上京。ある日、ふたりで貯金通帳を見せ合ったら、毎月の収入はふたり合わせて20万円ちょっと。あまりにも少ない金額にふたりで大笑い。でも、ひとしきり笑ったあと、現実が間近に迫ってきて…。

 その後9年で、都内庭付き一戸建てを購入するための63%の額を貯蓄し、さらに2年ですべてを完済できるだけの貯蓄を成し遂げたスゴ腕ファイナンシャルプランナー、山口京子さんにいかにしてお金を貯めるかを聞いた。キーワードは以下の7個だ。

【空っぽの冷蔵庫】
 食料は1週間分のまとめ買い。買い物に行く前の日は、冷蔵庫の中の残り物をすべて使って空にする。 

【お気に入りたんす】
 子供のころから培われたもったいない精神で、亡き祖母のたんすと友人宅でいらなくなったものを譲ってもらい愛用。

【ブラウン管テレビ】
 もったいない精神パートここにあり。テレビはいまだにブラウン管だ。ケーブルテレビに加入しているので、デジタル放送も大丈夫。

【ピン札貯金】
 冠婚葬祭用にピン札を見つけたら即、たんす貯金に。お年玉用貯金として海外旅行などで余ったドル札も子供に意外にウケる。

【調味料はよい物を】
 安い材料を使った料理も、おいしい調味料でレベルアップ。多少高くても、1回分のお値段はわずかなので絶対お得。

【整理された財布】
 ポイントカードはもらわない。現金は少なめ。デビットカードで買い物をすれば、履歴がそのまま家計簿になるので便利。

【都内庭付き一戸建て】
 年収200万円台から9年で頭金を貯め、2年で完済可能な貯金をして得たマイホーム。ただし、ローン控除を受けるため、完済はしていない。これも貯めワザのひとつだ。

※女性セブン2013年1月10・17日号

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