世の中には不況なんてなんのその、しっかりと稼いでいるビジネスがある。ここでは、一時、繁華街に急増したゴルフバーの「儲けのカラクリ」を紹介する。ブームが過ぎたとはいえ、まだまだ儲けている店はある。
「店によっては1ブース2000円以下で打ち放題とか、飲み放題をセットにした安価な料金を提案している店もありますが、大きいのは料金よりもシミュレーターの性能です。安いけどボールを読み取るセンサーが赤外線だけで、まっすぐにしか飛ばない韓国製を入れた店はすぐに飽きられる。
かたや高速度カメラでスピン量を測るため、バックスピンやサイドスピンが正確に撮れ、ボールの軌道がリアルに再現される日本製を入れている店は客足が落ちないんです」(都内ゴルフバー従業員)
メイド・イン・ジャパンは健在のようだ。
※週刊ポスト2013年3月15日号