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ペットも要注意のマダニ 東京なら公園の草むらに潜むことも

 西川文二氏は、1957年生まれ。主宰するCan! Do! Pet Dog Schoolで科学的な理論に基づく犬のしつけを指導している。その西川氏が、ペットと虫除けについてのテクニックを紹介する。

 * * *
 没後7年の初代パートナー犬、プー。あるとき眉毛あたりに大きなホクロらしきモノが。犬ってのは、突然大きなホクロができたりするもんかね、ってよくよく見るって~と、なんとそれが近頃話題の、あのマダニ。

 コヤツ今でも、それも東京なら、公園なんかの草むらに潜んでたりする。私めが主宰する犬のしつけ教室は世田谷区にあるけど、近所の動物病院では、マダニ発生報告マップなるモノを張り出してる。

 プーの時代とは違い、今では安全性も高くて効果も持続する駆虫剤がある。動物病院の奨めもあって多くの飼い主さんはそれを利用してる。ノミならついても24時間以内に、マダニなら48時間以内に駆除する。すなわち、1~2日すれば、ノミもダニも自然と落ちる。

 でもこの優れものも、マダニやノミがつくことそれ自体は防げない。で、私めの場合は、マダニがいそうな場所に出張るときは、虫除けスプレーをシュッとする。

 この虫除けスプレーにもいろいろあってですね、農薬にも使われる薬剤を使用したモノから、ヒノキやユーカリから抽出した自然成分を使用したモノまで、それはもういろいろ。

 現パートナー犬のダップは、黒いんで蚊がよってくるけど、こうしたスプレーを使うと、見事に蚊すら寄り付かない。

※週刊ポスト2013年5月31日号

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