国内

オランダ帰国後も公務ゼロの雅子さま 宮内庁内部に諦めの声

 三重県尾鷲市と紀北町にまたがる世界遺産・熊野古道の馬越峠。5月19日、皇太子さまは約2.5kmの山道を約1時間半かけて散策され、「夜泣き地蔵」や「馬越一里塚」などの名所を見学、新緑まばゆい大自然に触れられた。

「くれぐれも三重県のみなさんによろしくお伝えください」

 皇太子さまは同県の鈴木英敬知事に、皇太子妃・雅子さまからのこんな伝言をお伝えになったが、今回もおひとりでのご訪問だった。

 皇太子ご夫妻のオランダ公式訪問から約2週間――帰国1週間後の5月10日、小町恭士東宮大夫が定例会見で、雅子さまのご様子をこう語った。

「11年ぶりの海外公式訪問だったうえに、即位式という重要な行事にお出になったので、だいぶお疲れになっていらっしゃる」

 さらに、翌週5月17日の会見でも、

「雅子さまはお出かけにもならず、ご友人も含めた来客ともお会いになられていない。東宮御所全体のお仕事はされているが、お疲れはまだ残っていらっしゃるようだ」

 などと説明、2週間たっても「お疲れ」は消えていないご様子だ。実際、雅子さまは帰国後、1件の公務もされていない(5月21日現在)。

 現在予定されているのは、6月中旬の、皇太子さまとの被災地・宮城県へのご訪問。新幹線を利用しての日帰りのご訪問で、現地での滞在時間は6時間程度の見通しだ。

 しかし、これに関しても、小町大夫は言葉を濁したという。

「“検討はしている。ただオランダに行かれて、それですべてのことができるわけではない。医師とも相談しながら検討する”と直前でのご同行中止もあるとの含みを持たせた答え方でした…」(皇室記者)

 オランダでは、久しくお目にかかれなかった飛び切りのプリンセススマイルを見せられた雅子さま。

「宮内庁内部でも、帰国後は“少しずつ公務に復帰されるだろう”という期待の声もあがっていましたが、結局、訪問前と何も変わらない状況に、正直“諦め”の声があがってきているほどです」(宮内庁関係者)

※女性セブン2013年6月6日号

関連記事

トピックス

水原一平氏のSNS周りでは1人の少女に注目が集まる(時事通信フォト)
水原一平氏とインフルエンサー少女 “副業のアンバサダー”が「ベンチ入り」「大谷翔平のホームランボールをゲット」の謎、SNS投稿は削除済
週刊ポスト
解散を発表した尼神インター(時事通信フォト)
《尼神インター解散の背景》「時間の問題だった」20キロ減ダイエットで“美容”に心酔の誠子、お笑いに熱心な渚との“埋まらなかった溝”
NEWSポストセブン
水原一平氏はカモにされていたとも(写真/共同通信社)
《胴元にとってカモだった水原一平氏》違法賭博問題、大谷翔平への懸念は「偽証」の罪に問われるケース“最高で5年の連邦刑務所行き”
女性セブン
富田靖子
富田靖子、ダンサー夫との離婚を発表 3年も隠していた背景にあったのは「母親役のイメージ」影響への不安か
女性セブン
尊富士
新入幕優勝・尊富士の伊勢ヶ濱部屋に元横綱・白鵬が転籍 照ノ富士との因縁ほか複雑すぎる人間関係トラブルの懸念
週刊ポスト
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン
カンニング竹山、前を向くきっかけとなった木梨憲武の助言「すべてを遊べ、仕事も遊びにするんだ」
カンニング竹山、前を向くきっかけとなった木梨憲武の助言「すべてを遊べ、仕事も遊びにするんだ」
女性セブン
大ヒットしたスラムダンク劇場版。10-FEET(左からKOUICHI、TAKUMA、NAOKI)の「第ゼロ感」も知らない人はいないほど大ヒット
《緊迫の紅白歌合戦》スラダン主題歌『10-FEET』の「中指を立てるパフォーマンス」にNHKが“絶対にするなよ”と念押しの理由
NEWSポストセブン