ライフ

ガラスの器によく映える「うどとアスパラガスの黄身酢和え」

 NHK『きょうの料理』『あさイチ』などでお馴染みの“ばぁば”こと料理研究家・鈴木登紀子さん(89才)が、これからの季節に涼やかな趣を与える「ガラスの器」が映える料理を紹介してくれました。

 * * *
 今の季節でしたら和えものや酢のものなどがガラスにはぴったり。旬のアスパラガスをつかったおひたしや、あるいは「うどとアスパラガスの黄身酢和え」などいかがでしょうか。目に鮮やかで、歯ごたえよく、初夏ならではの味わいです。

 材料は4人分です。うど1/2本は3cm長さに切り、皮を厚くむいて乱切りにします。少量の酢を入れた水に放し、サッと水で洗ってざるに取ります。

 グリーンアスパラガス4本ははかまをとり、根元に近いところを折り取ります。少量の塩を加えた湯で約3分間ゆでてから冷水に放して冷ましたあと、ふきんで水けをよく取り、太ければ4つ割りに、細ければ2つ割りにして3cm長さに切ります。水けを切ったうどと軽く混ぜ合わせておきます。

「黄身酢」を作ります。小さめの鍋に卵黄2個分を入れ、木べらで混ぜながらみりん大さじ4を少しずつ加えます。酢大さじ3強、塩少量も順に加えて、よく混ぜます。ひと回り大きな鍋に湯をわかして小鍋を湯せんにかけ、とろみがついたら湯から外してよく冷まします。

 器に「黄身酢」を敷き、うどとアスパラガスを盛り、あれば紅たでをあしらいます。“盛る”といいましても、てんこ盛りに盛ってはいけませんよ。浅めの器の中央に、少ないかな…ぐらいの盛りつけでちょうどいいですからね。高さを出すようになさると、品よくまとまります。

※女性セブン2013年6月6日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
大阪桐蔭野球部・西谷浩一監督(時事通信フォト)
【甲子園歴代最多勝】西谷浩一監督率いる大阪桐蔭野球部「退部者」が極度に少ないワケ
NEWSポストセブン
がんの種類やステージなど詳細は明かされていない(時事通信フォト)
キャサリン妃、がん公表までに時間を要した背景に「3人の子供を悲しませたくない」という葛藤 ダイアナ妃早逝の過去も影響か
女性セブン
創作キャラのアユミを演じたのは、吉柳咲良(右。画像は公式インスタグラムより)
『ブギウギ』最後まで考察合戦 キーマンの“アユミ”のモデルは「美空ひばり」か「江利チエミ」か、複数の人物像がミックスされた理由
女性セブン
30年来の親友・ヒロミが語る木梨憲武「ノリちゃんはスターっていう自覚がない。そこは昔もいまも変わらない」
30年来の親友・ヒロミが語る木梨憲武「ノリちゃんはスターっていう自覚がない。そこは昔もいまも変わらない」
女性セブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
大谷翔平の通訳・水原一平氏以外にもメジャーリーグ周りでは過去に賭博関連の騒動も
M・ジョーダン、P・ローズ、琴光喜、バド桃田…アスリートはなぜ賭博にハマるのか 元巨人・笠原将生氏が語る「勝負事でしか得られない快楽を求めた」」
女性セブン
”令和の百恵ちゃん”とも呼ばれている河合優実
『不適切にもほどがある!』河合優実は「偏差値68」「父は医師」のエリート 喫煙シーンが自然すぎた理由
NEWSポストセブン
大谷翔平に責任論も噴出(写真/USA TODAY Sports/Aflo)
《会見後も止まらぬ米国内の“大谷責任論”》開幕当日に“急襲”したFBIの狙い、次々と記録を塗り替えるアジア人へのやっかみも
女性セブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン