ただいま絶好調中の阪神タイガースだが、不安材料がないわけではない。
投手陣では、これまでチームを支えてきた「AFK」(安藤優也、福原忍、久保康友)、それに加藤康介を加えた、中継ぎ・抑えの「30代カルテット」が最近は不安定。
久保に代わるクローザー候補として急遽、新外国人のボイヤーを獲得したが、MLB関係者からは、「アレを獲るなんて中村勝広GMはどうかしてる」などと酷評されている始末だ。
「米国ではロイヤルズ3Aで投げていたが、5月は5試合に登板し、5回3分の1で防御率8.44とボロボロ。スコアラーからも“ノーコンやから抑えは無理”というアドバイスもあったのに」(球団関係者)
しかし今の阪神には、そんな声すら吹きとばす勢いがある。
甲子園球場近くで話を聞いた50代の男性ファン2人組は、ボイヤーについて、「タイガースの外人に期待したらいかんのは、俺らが一番わかっとるがな」とした上でこう話した。
「ボイヤーか。某CMのパロディで“オイラはボイヤー”って売り出したらええんちゃうか」
「あれ、元はボイラーやろ。ボイラーやったら“炎上”してまうで」
「お前、うまいこというな」
※週刊ポスト2013年6月21日号