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女性誌が“時代はぷに子”特集組む等ぽっちゃり女ブーム到来

<みんながダイエット頑張ってるそのすきにもしかして、まんまとモテちゃってるなんて…!?>

 こんなドキッとする言葉を表紙に入れた、女性ファッション誌『CanCam』7月号が<この夏、『ぷに子』がかわいい理由>という特集をしたところ、思わぬ大論争が巻き起こっている。

“ぷに子”とは、『CanCam』によれば、全身がぷにぷにしている「ぽっちゃり体形」の女性のこと。丸みを帯びた体形にマシュマロのような弾力肌が持ち味で、恋人のいない20~30代女性が増えている中、“ぷに子”の7割近くが彼氏持ちなのだとか。

 特集では「どこまでがぷに子で、どこからただのおデブなのか」を大調査。CG技術を用いて、ある身長155cmの女性モデルを46kgから75kg相当の体形まで6段階に変化させ、どの段階まで支持できるかを男性100人にアンケート。

 その結果、“ぷに子”と“おデブ”の境界線は、身長155cmで体重64kgという結論に。ここまでは支持者が68人いるが、これ以上体重が増えると、“おデブ”と見なされ、許容する男性が27人と激減するというのだ。

 記事には男性の声を多数掲載し、「みんなから愛されているイジられキャラ!」「HAPPYオーラがあふれていていつもポジティブ!」「やわらかそうなもちもち肌」「パンツにのっているお肉がかわいい」「絶対的にHが気持ちいい」と、“ぷに子”を大絶賛。

 まさに、“時代はぷに子”と言わんばかりだが、事実、今、ぽっちゃり系ブームが到来している。

 昨年3月には渋谷パルコにL~10Lというぽっちゃりサイズ専門のファッション店『スマイルランド』がオープン。ワンフロアすべてを広々と使い、試着室の広さを通常の3倍にするなど細やかな心遣いで、連日客足が絶えない盛況ぶり。

 また、今年3月には、ぽっちゃり系ファッション専門誌『ラ・ファーファ』(ぶんか社)が創刊され、4月にはワコールがアンダーバスト85~100cmという『ぽちゃカワブラ』を発売するや、飛ぶように売れているという。

 本誌編集部のぷに子代表・N子(51才)も、

「太っていても、男性にモテるなんて…。これまで私が死ぬ気で取り組んできたダイエットは何だったの? そんなことしないで、好きなだけ食べてもよかったんじゃない…」と、ガックリと肩を落としている。

※女性セブン2013年6月27日号

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