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「靴に対する意識変えたのは震災」と百貨店シューフィッター

 おしゃれなヒールは痛くて長く歩けない、でもラクチン靴はデザインが…なんて過去の話。今はラクチンとおしゃれを兼ね備えたシューズが大人気! デパートやショップ、
通販各社でも売り切れ続出中だという。そんなふうに靴に対して意識の変化が表れているという。

 小田急百貨店新宿店シューフィッターの中島みかさんはこう語る。

「お客様の靴に対する意識を変えたのは、3.11の東日本大震災ですね。この頃を境に長距離歩ける靴、疲れにくい靴を求める方が増えました。靴自体も低反発インソールなど、機能が進化。それとともに、『ビジネスシーンでも履ける』『ワンピースなどにも合わせられる』おしゃれなシューズが登場しました。

 デザインやカラーが洗練されたことで、購買層は若い方にも広がりました。ただ、靴が進化しても足と合っていなければトラブルのもと。足は年齢とともに筋力が落ちて形が変わっていきますから、時々お店で測定してもらうことをおすすめします」

 選び方のひとつは、自分の足の特徴を知ることだ。足の特徴は人それぞれ違うもの。自分の足の正しいサイズを知っておくと、その後の靴選びがしやすくなる。また、以下の点を靴を履いてチェックしよう。

【1】かかとがきつい・またはゆるくないか
【2】靴のふちにくるぶしが当たっていないか
【3】甲を圧迫していないか
【4】つま先に1cm程度の余裕があるか
【5】足幅が靴幅と合っているか
【6】インソールのアーチが土ふまずにフィットしているか
【7】ヒールはかかとの中心にあるか。

※女性セブン2013年7月25日号

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