ライフ

風水的に表札を出さない家は人の不在を意味し家運が下降

 風水を学べばもっと運気をよくすることができる、と語るのは風水建築デザイナーの直居由美里さん。今回は家の門について解説します。門といっても一軒家だけではありません。マンションなどの集合住宅にも存在します。

 * * *
 集合住宅でもエントランスは重要です。どこか暗い雰囲気で掃除が行き届いていないエントランスのマンションは、入居者同士が対立していたり、管理費の滞納者が多かったりします。

 マンションでは、共有廊下に直接玄関ドアが接している設計が多いのですが、できればポーチ付きの玄関が吉相です。ポーチにある門扉を戸建ての門に見たてますので、門扉と玄関の扉が一直線に配置されていると凶相です。

 ポーチの周囲に自転車や遊具などを出しっ放しにすると、家の中に入ってくる気を乱します。すっきり片付ける習慣を。マンションが建設される立地は、周辺にも高層の建物が多いものです。間取りや内装だけでなく、周辺建物からの気の当たり方もチェックしてください。

 背後に高層ビルが建っていたり、両脇に建物が迫っていると、圧迫されたように感じますが、風水的にも気が突き刺さった状態であり、凶です。

 高層ビルが立ち並ぶ香港では、自社ビルや自宅に向かって建物の角が向いている状態を嫌います。中国銀行の本店ビルが完成した際、先端の鋭角が香港総督府と香港上海銀行に向けられていると大いに問題になったものです。

 香港の街を歩くと、八卦鏡を取りつけた建物がよく見かけられますが、これは自宅に向けられた建物の角の凶作用を跳ね返すためです。

 表札やインターホンは来客が最初に目にして、手を触れる場所。外気に接しているため、泥やホコリで汚れがちですが、それでは一家の社会的な立場が悪くなります。汚れを拭き取りいつも清潔に保ちましょう。

 表札は必ず出すようにしましょう。表札がない家は、主人の不在を象徴し、家運が下降していきます。

 最近はセキュリティーのために高い塀で囲われた住居が増えてきましたが、高すぎる塀は風水的にはよくありません。高い塀が家屋に接近していると、真上からの採光しか取れません。そして、殻に閉じこもった開放感のない暮らしは、人間関係も先細りとなり、家運の発展が阻まれます。ブロック塀に通気口を付けたり垣根にするなど、圧迫感のない塀にするといいでしょう。

※女性セブン2013年9月19日号

関連キーワード

トピックス

《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
大阪桐蔭野球部・西谷浩一監督(時事通信フォト)
【甲子園歴代最多勝】西谷浩一監督率いる大阪桐蔭野球部「退部者」が極度に少ないワケ
NEWSポストセブン
がんの種類やステージなど詳細は明かされていない(時事通信フォト)
キャサリン妃、がん公表までに時間を要した背景に「3人の子供を悲しませたくない」という葛藤 ダイアナ妃早逝の過去も影響か
女性セブン
創作キャラのアユミを演じたのは、吉柳咲良(右。画像は公式インスタグラムより)
『ブギウギ』最後まで考察合戦 キーマンの“アユミ”のモデルは「美空ひばり」か「江利チエミ」か、複数の人物像がミックスされた理由
女性セブン
30年来の親友・ヒロミが語る木梨憲武「ノリちゃんはスターっていう自覚がない。そこは昔もいまも変わらない」
30年来の親友・ヒロミが語る木梨憲武「ノリちゃんはスターっていう自覚がない。そこは昔もいまも変わらない」
女性セブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
大谷翔平の通訳・水原一平氏以外にもメジャーリーグ周りでは過去に賭博関連の騒動も
M・ジョーダン、P・ローズ、琴光喜、バド桃田…アスリートはなぜ賭博にハマるのか 元巨人・笠原将生氏が語る「勝負事でしか得られない快楽を求めた」」
女性セブン
”令和の百恵ちゃん”とも呼ばれている河合優実
『不適切にもほどがある!』河合優実は「偏差値68」「父は医師」のエリート 喫煙シーンが自然すぎた理由
NEWSポストセブン
大谷翔平に責任論も噴出(写真/USA TODAY Sports/Aflo)
《会見後も止まらぬ米国内の“大谷責任論”》開幕当日に“急襲”したFBIの狙い、次々と記録を塗り替えるアジア人へのやっかみも
女性セブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン