国際情報

韓流医師の美容整形トラブルが中国で続出 外交問題に発展も

 外交問題はどこから火の手があがるかわからないものである。中国の情勢に詳しいジャーナリスト・富坂聰氏がレポートする。

 * * *
 中国が設定した防空識別圏をめぐって蜜月時代に終止符を打ったようにも見える中国と韓国だが、その火種は別の問題をめぐって中国国内でも広がっているという。

 北京の夕刊紙記者が語る。

「きっかけは美容整形です。韓国はいま中国の比較的豊かな女性をターゲットにエステや美容整形といった分野で大々的に展開をしているのですが、これかトラブル続きなのに加えて、とうとう違法な手術までしていることが発覚して社会問題化しているからです。

 中国ではなぜか整形手術なら韓国の技術が優れていると信じる女性が多いのです。その美容の〝韓流〟とでもいうべき効果を狙い、荒っぽい商売をするケースが目立っているようなのです」

 ネット上に見られる広告には、「韓国医師会のブランド」とか「魔術師」といった宣伝文句が躍っているという。そうした言葉に騙される女性は後を絶たず、トラブルに発展するケースも少なくないのだ。

「たいていはホテルや短期間借りているマンションの一室で手術を行うのです。不衛生で危険も高まります。そして実際に問題が起きることも少なくないのですが、クレームを言うために訪れると、すでに引き払って誰もいないということも珍しくないようです」(前出・夕刊紙記者)

 こんな危険な手術でありながら、施術の値段は中国国内の公立病院の十倍にもなるというから驚きである。

 中国のメディアのなかには、〈韓国三流医師が中国で荒稼ぎ 医師免許のない者も〉という見出しをつけて問題を追及している所もある。韓国の医師たちは中国で練習しているのではないかとの疑惑も生まれ、今後大きな外交問題にもなりそうな気配なのだ。

関連キーワード

トピックス

裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
海外向けビジネスでは契約書とにらめっこの日々だという
フジ元アナ・秋元優里氏、竹林騒動から6年を経て再婚 現在はビジネス推進局で海外担当、お相手は総合商社の幹部クラス
女性セブン
岸信夫元防衛相の長男・信千世氏(写真/共同通信社)
《世襲候補の“裏金相続”問題》岸信夫元防衛相の長男・信千世氏、二階俊博元幹事長の後継者 次期総選挙にも大きな影響
週刊ポスト
女優業のほか、YouTuberとしての活動にも精を出す川口春奈
女優業快調の川口春奈はYouTubeも大人気 「一人ラーメン」に続いて「サウナ動画」もヒット
週刊ポスト
二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ
《独立後相次ぐオファー》二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ 「終盤に出てくる重要な役」か
女性セブン
真剣交際していることがわかった斉藤ちはると姫野和樹(各写真は本人のインスタグラムより)
《匂わせインスタ連続投稿》テレ朝・斎藤ちはるアナ、“姫野和樹となら世間に知られてもいい”の真剣愛「彼のレクサス運転」「お揃いヴィトンのブレスレット」
NEWSポストセブン
デビュー50年の太田裕美、乳がん治療終了から5年目の試練 呂律が回らず歌うことが困難に、コンサート出演は見合わせて休養に専念
デビュー50年の太田裕美、乳がん治療終了から5年目の試練 呂律が回らず歌うことが困難に、コンサート出演は見合わせて休養に専念
女性セブン
今回のドラマは篠原涼子にとっても正念場だという(時事通信フォト)
【代表作が10年近く出ていない】篠原涼子、新ドラマ『イップス』の現場は和気藹々でも心中は…評価次第では今後のオファーに影響も
週刊ポスト
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
破局した大倉忠義と広瀬アリス
《スクープ》広瀬アリスと大倉忠義が破局!2年交際も「仕事が順調すぎて」すれ違い、アリスはすでに引っ越し
女性セブン
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン