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おせち料理の豆知識 蓮根が縁起よく「五の重」が空箱の理由

 正月になると家のテーブルに並ぶのがおせち料理。ではおせちに入っている料理の意味はご存知だろうか? 今回はおせちの豆知識を紹介。

【一の重】
黒豆:「まめに働き、まめに(健康に)暮らせるように」という意味。
数の子:卵が多いことから、子孫繁栄の意。
田作り:昔は、かたくちいわしを田植えの肥料にしていたので、豊作の願いが込められている。

【二の重】
かまぼこ:紅白はめでたさの象徴。新しい門出を祝うという意味。
栗きんとん:金の字や黄金色から、金運を招くようにという願いを込めている。
伊達巻き:巻物をイメージし、学問や習い事が成就するようにという意味。
昆布巻き:「よろこぶ」の語呂合わせ。家族の幸運を願う意味。

【三の重】
鯛:「めでたい」の語呂合わせ。縁起物として入れられている。
えび:「腰が曲がるまで長生きするように」と長寿を願う。

【与の重(四が死を連想させるため「与」)】
里いも:小いもをたくさんつけることから子宝の願いを込めている。
れんこん:穴が開いていることで、先を見通せるようにという意味。
くわい:芽が出るものなので、出世できるようにとの願いを込めて。

【五の重】
五の重は、「来年は五の重まで、おせちを入れられるように」と将来の繁栄を願い、あえて何もいれず空箱にしておく。

※女性セブン2013年12月26日・2014年1月1日号

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