へそくりで100万円貯めたというへそくり主婦たちの中には「ネットのアンケートに答えてポイントを貯めている」という人もいるが、そんなに貯まるもの?
ポイント交換案内サイト『ポイント探検倶楽部』を運営している菊地崇仁さんは、大手のポイントサイトだけでも何百もあり、スマートフォンのアプリを用意しているところも多いと話す。
「最近話題を呼んでいるのは、“お店に行って来店ポイントを貯める”というもの。買い物をしなくてもユーザーはポイントが貯まり、お店側はお客さんを呼べるというメリットがある。リアルな店舗とネットのお客さんをつなぐジャンルが伸びてきています」(菊地さん)
そのひとつ、『スマポ』の仕組みを見てみよう。
まずはスマホに『スマポ』のアプリをダウンロード。店内の指定されたエリアでアプリを起動するとボタンが現れるのでクリック。すると10~50ポイントがゲットできる。
「お店の人に声をかける必要がないので、何ら煩わしくないのも好評です」
と『スマポ』を運営する「スポットライト」広報の山吉晶さんは言う。
「東京なら、例えば原宿から表参道、有楽町から銀座を散歩がてら店舗巡りするだけで200~300ポイントは貯められます。多い人で月に6000ポイント貯めたかたも」(山吉さん)
1ポイント1円換算で、『マツモトキヨシ』や『マルイ』、『ビックカメラ』などのポイントや商品券などに交換可能。ポイントの失効がないのも人気の理由だ。
一方、へそくり主婦たちの定番は「アンケート」サイト。
『ポストコ』の場合、スマホのアプリもあり、隙間時間に親指で貯めることができる。
企業のホームページやコンテンツに対して、「はい」「いいえ」など選択肢で答えれば10ポイント程度もらえる(その間10秒!)。
「さらに詳しく文章で回答すると、100ポイント程度もらえます。また弊社サイトで紹介するアプリに感想を書くだけで1投稿5ポイントも付くので、キャンペーンなども利用して4000ポイントをゲットしたかたもいます」(サイトを運営する「ウェブレッジ」広報の内田泰尚さん)
1ポイント1円相当での交換や、ゆうちょ銀行などで現金で受け取ることも可能。増加中の“スマホでポイント”だが、こんな落とし穴も。
「最初にポイントを大盤振る舞いし、途中でサイトを閉じて支払わないなど悪質なところもある。大手サイトかどうかや“日本インターネットポイント協議会”に加盟しているか信頼性をチェックして。安全かどうかが、ひとつの目安になります」(菊地さん)
家事の“隙間時間”にできるチリツモ貯金を侮るな!
※女性セブン2014年1月23日号