ライフ

ポケットに手入れるイケメン医師の切れた小指の謎を患者妄想

 47才パート女性が通う病院には、イケメン医師がいるという。その医師には意外な秘密があるようで…。その女性が語ります。

 * * *
 最近、おじいちゃん先生から若先生が後を引き継いだのは近所の内科医院。で、この若先生が高倉健の若いときのような、にがみばしったイイ男なんだな~、これが。

 口数は少ないけれど、受け答えも柔和で患者さんたちの評判もまずまず。でも、ひとつだけ闇に包まれた暗い部分があんのよ。

 だってその若先生、いつも白衣のポケットに右手を入れてるんだけど、チラリと見えたときに小指の第二関節から先がない。

 噂によれば、若いとき、親に反抗して相当なやんちゃだったって話。なんでもある組の姐さんと恋仲になって、駆け落ち寸前、組長にバレておとしまえをつけさせられたんだって。

 きっと先生の胸の内にはまだ姐さんへの思いがあるハズなんて、憂いある横顔を見つめつつ、患者たちは勝手にハーレクインロマンスな世界よ。

 ところが、ある患者さんが意を決して「先生、その小指どうしたんですか?」と聞いたところ、「あ、これですか? 中学のとき、工作で電動鋸を使ってたら誤って切っちゃったんです」とガッカリな返答。

 今さら「自分、不器用な男ですから」とキメられてもなぁ。

※女性セブン2014年1月30日号

関連キーワード

トピックス

水原一平氏はカモにされていたとも(写真/共同通信社)
《胴元にとってカモだった水原一平氏》違法賭博問題、大谷翔平への懸念は「偽証」の罪に問われるケース“最高で5年の連邦刑務所行き”
女性セブン
尊富士
新入幕優勝・尊富士の伊勢ヶ濱部屋に元横綱・白鵬が転籍 照ノ富士との因縁ほか複雑すぎる人間関係トラブルの懸念
週刊ポスト
3大会連続の五輪出場
【闘病を乗り越えてパリ五輪出場決定】池江璃花子、強くなるために決断した“母の支え”との別れ
女性セブン
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
大阪桐蔭野球部・西谷浩一監督(時事通信フォト)
【甲子園歴代最多勝】西谷浩一監督率いる大阪桐蔭野球部「退部者」が極度に少ないワケ
NEWSポストセブン
がんの種類やステージなど詳細は明かされていない(時事通信フォト)
キャサリン妃、がん公表までに時間を要した背景に「3人の子供を悲しませたくない」という葛藤 ダイアナ妃早逝の過去も影響か
女性セブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
大谷翔平に責任論も噴出(写真/USA TODAY Sports/Aflo)
《会見後も止まらぬ米国内の“大谷責任論”》開幕当日に“急襲”したFBIの狙い、次々と記録を塗り替えるアジア人へのやっかみも
女性セブン
創作キャラのアユミを演じたのは、吉柳咲良(右。画像は公式インスタグラムより)
『ブギウギ』最後まで考察合戦 キーマンの“アユミ”のモデルは「美空ひばり」か「江利チエミ」か、複数の人物像がミックスされた理由
女性セブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン