人間、病に冒されていると、判断力も鈍ってくるもの。いつもはしないようなミスをしてしまうこともあるが、それを笑われてしまったら、なんともツライ…。埼玉県に住む女性Yさん(35才)が夫のエピソードを披露します。
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ぐでんぐでんに泥酔した翌朝、トイレから夫の叫び声が。駆けつけると夫は血の海の便器に震えてます。すぐに総合病院へすっとんでいったわよ。
その夫の話。診察室に入ったら、鬼がわらのような顔の看護師さんが診察案内を指さし、「この絵のようにして待っててください」と。見たら、全裸の人間が四つんばい。
「こうなったら腹くくるしかねえだろよ」
待つこと数分。するとさっきの看護師さんが入ってきて「何やってるんですか! 出すのはお尻だけでいいのよ」と言いながら大爆笑。
「絵のようにって言うから」と言うと「絵はあくまでも説明書き。ホントに素っ裸になった患者さんはあなただけよ。ああ、びっくりした!」って。 幸い、痔は一過性で、なんて「なんのなぐさめにもならね」と、夫はふさぎこんでるわ。
※女性セブン2014年2月13日号