主婦にとって、ご近所つきあいが重要なのもわかるが、過剰に気をつかうのは、いかがなものか…。なんとも言えない過剰なご近所つきあいに巻き込まれた茨城県の男性(40才)が、不満をぶちまける。
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その日は帰ったときから、妻(44才)の態度がおかしかったんだ。食事しながら、普段はスーパーの特売の話や近所の奥さんが新しい洋服を買ったとか、どうでもいいことをベラベラと話すのに、ひとっ言もしゃべらない。
思わず「なにかあったのか?」と聞いたら眉間にシワを寄せて「し~~っ! お隣の長男、来週受験なんですって。”ご迷惑でしょうけど、よろしくお願いします”って言われちゃったのよ。それって大きな声を出さないでってことでしょ!」だそうだ。
普通の声でしゃべるくらい大丈夫なんじゃないのか…と思いつつも、夕飯は沈黙のまま終了。
そのあと風呂で軽く鼻歌を歌った、とたんだよ。ガラッと風呂の扉が開いて「し~~っ」。廊下を歩けば「し~~っ。すり足でっ」。
そして、深夜、寝ていたら思いっきり肩を揺らして起こされ「し~~っ! いびきは厳禁」って、もうカンベンしてくれよ。
「もし隣の息子が受験に失敗したら、どうするの。近所づきあいの苦労、わかってよ」って、小声ですごい剣幕。ここまで気をつかわなくちゃなんない近所づきあいなんか、しなくていいッ!
※女性セブン2014年2月20日号