セクシーボディーをキープするミランダ・カー(30才)とアンジェリーナ・ジョリー(38才)が愛用していると話題になっているのが、“ココナッツオイル”だ。
順天堂大学大学院医学研究科・加齢制御医学講座協力研究員で、日本アンチエイジングフード協会常務理事のダニエラ・シガさんはこう話す。
「ココナッツオイルに含まれる植物由来の中鎖脂肪酸は、肝臓で“ケトン体”という物質になります。ケトン体は老化を防止する“アンチエイジング酵素群”を活性化することがわかっています。最近では、アルツハイマー型認知症の改善にも期待できるという研究結果もあります」(ダニエラさん、以下「」内同)
使い方は簡単。コーヒーや紅茶などの飲み物や、炒めもの、サラダのドレッシングなど料理に大さじ1杯を足すだけで、コクと甘みが増す。ちなみに、25℃以下では白く固まるが、温めればすぐに溶ける。最近は味やにおいにクセがないものも多い。
ダニエラさんも、毎日、ココナッツオイルを口にしているおかげか、46才に見えない肌でノーメイクでもツヤツヤだ。
また、オイルと一緒に注目されている“ココナッツウオーター”は、マドンナ(55才)やレディー・ガガ(27才)などが愛飲している。
「水分なので、オイルに比べてカロリーが低く、脂肪分はほとんどありません。ウオーターには代謝を促進するマグネシウムや利尿作用のあるカリウムなども豊富に含まれています。味はほのかな酸味があって飲みやすいですよ」
料理研究家でもあるダニエラさんに、おすすめのココナッツレシピを教えてもらった。
■青じそと小松菜のスムージー
【1】青じそ10枚と小松菜1株をひと口大に切る。
【2】 【1】とレモン汁1個分、水200ml、ココナッツオイル大さじ1をミキサーにかける。
■にんじんのポタージュ
【1】ひと口大に切ったにんじん1本分をやわらかくなるまで煮る。
【2】 【1】と豆乳150ml、にんじんのゆで汁50~100ml、ココナッツオイル大さじ1、塩小さじ1/4をミキサーにかける。
【3】 【2】を鍋で温める。
※女性セブン2014年3月27日号