誰しも見栄を張りたくなることもはあるが、度が過ぎるとなかなかみっともない。千葉県に住む無職の男性Tさん(66才)が、見えっ張りな奥様のエピソードを暴露する。
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うちのカミサン(69才)の見栄っ張りぶりときたら笑っちゃうよ。安いのが取り柄の商店街に買い物に行って、さっと取り出す「マイバッグ」は有名スーパーの袋。近所の人にお総菜とかお菓子のおすそ分けをするときは、高級ブランドバッグのロゴが入っている紙袋。
そのくらいならかわいいけど、この前はセールスが家のチャイムを鳴らしたらインターホン越しに「ただ今、奥様はお出かけになっています。私、家政婦ですけど、何かおことづけでも?」と、うれしそうに。
さらに2才の孫が「ばあば」と呼んだら「グランマとおっしゃいなさい」だとよ。
思えばカミサンの見栄はみんな無料。しかしいくらタダだからって、グランマはないだろうよ。
※女性セブン2014年4月17日号