睡眠改善シニアインストラクターの内海裕子さんが、エアコンだけに頼らない夏の快眠法をやさしく伝授。ここでは、入浴の心得を教えてもらいましょう。
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入浴は睡眠における重要なポイントです。暑い日はシャワーだけですませたいという人もいますが、時間があればぜひ入浴しましょう。就寝の30分から1時間ほど前に38℃くらいのぬるめの湯にゆっくりとつかると、心身ともにリラックスモードに入りやすく、入浴後に上がった体温がほどよく下がり入眠しやすい態勢が整います。
夏でも冷え症に悩んでいる人は、手湯足湯をして血流を促すのも有効です。また、熱いお風呂(42℃程度)が好きな場合は、体温が上がりすぎて入眠モードに入るための体温になるまで時間がかかるため、就寝約3時間前の入浴がおすすめです。
※女性セブン2014年7月31日・8月7日号