ライフ

嵐ファン娘と話したい父 嵐寛寿郎と大砂嵐の話題で会話参加

 綾小路きみまろが、爆笑夫婦ネタを五・七・五の川柳にまとめた新刊が発売された。ありそうでなかった川柳+ライブの決定版、題して『きみまろ「夫婦川柳」傑作選』。今回は、その中に収録されなかった「夫婦バトル」編の傑作を紹介しよう。

【我が家では いたる所が「追い出し部屋」】

 オフィスでは、希望退職に応じないからと追い出し部屋に配属され、自宅でも「邪魔よ。ベランダにでも行ってて!」と居場所ナシ。「個室無理 あなたの書斎は 居間(今)でしょ」という川柳もありましたが、居間にいられるご主人はまだ幸せです。

 帰宅すると、居間のソファには韓流ドラマ&通販番組を観ている奥様が、ドデ~ンと座り、完全占拠。「アラッ! このボディスーツ、いいわぁ、買おうかしら」。通販で矯正下着ばかり買っている奥様。呆れたご主人「たまにはハイテク商品とか買ったら?」というと、1週間後、「買ったわよ。ショーツと靴」。

「普通のパンティと靴じゃないか。どこがハイテク商品なんだ?」
「だからぁ、はいてく商品!」

 グーの音も出ないご主人です。駄ジャレがうまくいき、ピースサインの奥様に右手でグーを出し、「じゃんけんで勝ったからいいか……」。ため息まじりで呟くのです。

【妻「きよし」 娘「嵐」で オレは無視】

 奥様は氷川きよしさんの大ファン。ご主人の知っている「きよし」は西川きよしさんに中条きよしさん、野球なら中畑清さんです。娘さんはジャニーズの5人組「嵐」の大ファン。「嵐」といっても「そういえば、昔『鞍馬天狗』の嵐寛寿郎っていう俳優がいたよなぁ。今なら相撲のエジプト出身力士、大砂嵐だ」。

 そんなご主人、奥様と娘さんの会話にご自分も割り込んでの参加です。娘さんの「私はマツジュン(松本潤)のファンなの」に、「パパも疲れると、栄養ドリンクを買いに行ってるよ」。娘さん、呆れ顔で「それはマツジュンじゃなくて、マツキヨ!」。

 奥様の「私はニノ(二宮和也)が好き!」にも「オレはタン塩かな」と口出しし、「ミノじゃなく、ニノ! 焼き肉の話じゃないのよ! アッチ行って!」。その後は何をいっても完全無視。妻子の前で針のムシロ状態のご主人なのです。

※週刊ポスト2014年8月8日号

関連記事

トピックス

二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ
《独立後相次ぐオファー》二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ 「終盤に出てくる重要な役」か
女性セブン
海外向けビジネスでは契約書とにらめっこの日々だという
フジ元アナ・秋元優里氏、竹林騒動から6年を経て再婚 現在はビジネス推進局で海外担当、お相手は総合商社の幹部クラス
女性セブン
今回のドラマは篠原涼子にとっても正念場だという(時事通信フォト)
【代表作が10年近く出ていない】篠原涼子、新ドラマ『イップス』の現場は和気藹々でも心中は…評価次第では今後のオファーに影響も
週刊ポスト
真剣交際していることがわかった斉藤ちはると姫野和樹(各写真は本人のインスタグラムより)
《匂わせインスタ連続投稿》テレ朝・斎藤ちはるアナ、“姫野和樹となら世間に知られてもいい”の真剣愛「彼のレクサス運転」「お揃いヴィトンのブレスレット」
NEWSポストセブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
破局した大倉忠義と広瀬アリス
《スクープ》広瀬アリスと大倉忠義が破局!2年交際も「仕事が順調すぎて」すれ違い、アリスはすでに引っ越し
女性セブン
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
中国「抗日作品」多数出演の井上朋子さん
中国「抗日作品」多数出演の日本人女優・井上朋子さん告白 現地の芸能界は「強烈な縁故社会」女優が事務所社長に露骨な誘いも
NEWSポストセブン
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
国が認めた初めての“女ヤクザ”西村まこさん
犬の糞を焼きそばパンに…悪魔の子と呼ばれた少女時代 裏社会史上初の女暴力団員が350万円で売りつけた女性の末路【ヤクザ博士インタビュー】
NEWSポストセブン
韓国2泊3日プチ整形&エステ旅をレポート
【韓国2泊3日プチ整形&エステ旅】54才主婦が体験「たるみ、しわ、ほうれい線」肌トラブルは解消されたのか
女性セブン