人気ブログ『みたいもん!』管理人にして、内閣広報室IT広報アドバイザーを務め、『あたらしい書斎』(インプレスジャパン)などの著書を持つ、いしたにまさき氏がネットで起きた様々なトピックをピックアップ。今回はガンプラ(ガンダムのプラモデル)にまつわる、心あたたまるエピソードを紹介します。
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「むすめからガンプラを貰いました。」で始まる一連のツイッターのエピソードが、娘を持つ父親はもちろんのこと、いろいろな人の心を温めています。
全部で4本のツイートで綴られたこのエピソード。画用紙の包みで届いたパッケージ、その中身、説明書、完成したガンダムのプラモデルという感じで投稿されました。娘がガンプラを作ったというだけではなく、作って完成したものを飾るための台座まで用意している用意周到な設計に、親子の温かい関係が感じられる内容になっています。
世界で1個しかないという手作り感だけではなく、なんとも絶妙なデザインとそのかわいらしさ。娘が生まれてから5年、趣味のガンプラを封印していたお父さんに贈られた最高のプレゼント。長年の我慢が報われたというのは、こういうことをいうのでしょう。
実はホントに偶然なんですが、私はこの娘さんに、とあるイベントで会ったことがあるのです。会ったのは2年前のこと、なぜか建築系のイベントだったのですが、その建築の面白さを全身で楽しんでいる様子がすごく記憶に残っています。面白いものを楽しむのに、年齢なんて関係ないんだなあということを当時考えたものです。
その娘さんが2年も経つとこんなガンプラを作るようになるのかと思うと、さらにニンマリでした。
※女性セブン2014年11月13日号