芸能

予約客1万人の霊視喫茶店マスター 頑なにお金を取らない理由

 ついに予約客が1万人(!)を超えた、“ムロケン”こと喫茶店のスピリチュアルマスター・室井健助さんの霊視相談。

 そもそもムロケンが霊視するようになったのは、10年ほど前、49才の若さで亡くなった父が現れ、「お前に霊能力を授けるから、それを役立てなさい」と言われたことがきっかけだった。さらには何者かわからぬ者の「手を視なさい」という声もたびたび聞こえるようになったことから。ムロケンが語る。

「幼少期から周りの人には視えないものが視えていたので、いよいよその時期なのかなあとは思ってはいたんです。そんなある日、女性客に霊視したことをぽろっと話したら『今度お友達を連れてきていい?』となって、鑑定することになったんです」(ムロケン 以下「」内同)

 鑑定を始めるにあたり、まず胸を去来したのは、8人きょうだいを女手ひとつで育ててくれた母の言葉、「人にはよくしろ、欲はかくな」というもの。

「つまり、無料で丁寧に霊視をすることだなって行きついたんです。それから、食事をしたかたへのサービスで、希望者には霊視を行うことにしました。無料だから当たらないなんて言わせません。全国から来てくださったお客さんに申し訳ないですから」

 経営的にしんどい時もあったそうだが、頑なに鑑定料は受け取らない。

「お金にとらわれると、霊視能力も濁ってくるんですよ。妻も息子も『絶対お金を取っちゃだめだよ』って言ってくれるんです。よくできた家族でしょ?(笑い)」

※女性セブン2014年12月4日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
日本テレビの杉野真実アナウンサー(本人のインスタグラムより)
【凄いリップサービス】森喜朗元総理が日テレ人気女子アナの結婚披露宴で大放言「ずいぶん政治家も紹介した」
NEWSポストセブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
伊勢ヶ濱部屋に転籍した元白鵬の宮城野親方
元・白鵬の宮城野部屋を伊勢ヶ濱部屋が“吸収”で何が起きる? 二子山部屋の元おかみ・藤田紀子さんが語る「ちゃんこ」「力士が寝る場所」の意外な変化
NEWSポストセブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
《家族と歩んだ優しき元横綱》曙太郎さん、人生最大の転機は格闘家転身ではなく、結婚だった 今際の言葉は妻への「アイラブユー」
《家族と歩んだ優しき元横綱》曙太郎さん、人生最大の転機は格闘家転身ではなく、結婚だった 今際の言葉は妻への「アイラブユー」
女性セブン
今年の1月に50歳を迎えた高橋由美子
《高橋由美子が“抱えられて大泥酔”した歌舞伎町の夜》元正統派アイドルがしなだれ「はしご酒場放浪11時間」介抱する男
NEWSポストセブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
STAP細胞騒動から10年
【全文公開】STAP細胞騒動の小保方晴子さん、昨年ひそかに結婚していた お相手は同い年の「最大の理解者」
女性セブン
逮捕された十枝内容疑者
《青森県七戸町で死体遺棄》愛車は「赤いチェイサー」逮捕の運送会社代表、親戚で愛人関係にある女性らと元従業員を……近隣住民が感じた「殺意」
NEWSポストセブン