芸能

ドラマ初主演のジェジュン 100時間寝てない過酷撮影回想

 JYJが初めてとなる3大ドームツアー「2014 JYJ JAPAN DOME TOUR~一期一会」のため来日した。そのジェジュン(28才)が、俳優キム・ジェジュンとして初主演した韓国ドラマ『トライアングル』が好評だ。歌手活動に加え、作詞、作曲も器用にこなし、さらに俳優とマルチに活躍する28才の今に迫った。

 数奇な運命により生き別れになった3兄弟の人生を描く『トライアングル』。ジェジュンにとって、意外にも本作が初主演となる。これまでのイメージを覆すようなカジノのチンピラ役を体当たりで演じ、高い演技力が評価され、本年10月、韓国最大規模の『2014 KOREA DRAMA AWARDS』で最優秀演技賞を受賞した。アーティストとしてすでに大成功をおさめているだけに、初主演のプレッシャーは相当なものだったはず。

「プレッシャーはありました。なんせ初主演ですし。とても純粋な心を持ったヨンダルのキャラクターが、ぼく自身の性格とも重なる部分があって、でも逆にそれが演じる上で良いのかどうなのか心配になったりもしました」(ジェジュン・以下「」内同)

 韓国ドラマの撮影は日本以上に苛酷なことで有名だが、苦楽をともにした共演者たちのエピソードも多い。

「共演者みんなが5日間ほとんど眠れなくて、連続で最長100時間起きてました(笑い)。でも共演者の皆さんとはほんとに仲がよくて、オフの日にぼくの家でホームパーティーをしたり、ご飯に行ったり。それぞれ年齢差もあったんですが、みんな気楽に接してくれましたし、いろいろ助けられました。先輩と後輩というそういった堅苦しい感じがなかったですね」

 ファンがとくに気になるのはペク・ジニ演じるヒロイン・ジョンヒとのラブストーリー。ボスの奥さんに手を出したりと、最初は魔性の男だったヨンダルが、ジョンヒに出会い、純愛を貫く。演じていて楽しかったのは、魔性の男? 純愛を貫く男?

「魔性の男!」

 即答だった。

「女の人を誘惑したりするなんてこと、ぼくはないですよ。一般的によくある話じゃないでしょ? え? あるのかな?(笑い) ぼくの中ではありえないことだから、あれは100%演技です。かといってぼく、恋に夢中になるタイプでもないです。アハハハハ…」

 こんな答えもファンにはたまらない魅力かもしれない。俳優・キム・ジェジュンの果てしない伸びしろに、期待は高まるばかりだ。

『トライアングル』
毎週日曜22時よりDATVにて放送中(全26話)。2015年1月1日21時より第1話から追っかけ一挙放送を予定。(※DATVは、スカパー!プレミアムサービス、J:COM、ケーブルテレビ局などで視聴可能)

※女性セブン2014年12月4日号

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