小林食品株式会社が発売している『思わず舌鼓「口どけ」』(30g×2個セット)は、原料に日本近海で獲れたかつおのみを使用した、かつお節の最高級品「本枯節血合い抜き」のふりかけ。その小売価格はなんと1万円(税抜き)だ。
「日本近海のかつおは一般的に生食用。希少なかつおを使用したかつお節は深い香りと独特の旨みが特徴。おいしさの秘密はかつお節の『薄さ』にあります。ふりかけにするかつお節を、コピー用紙の約10分の1の薄さにあたる約10ミクロンに削ったのち、秘伝のたれを手作業でからませていく。6人の職人が手作業で作っているため、1日10個の限定販売です」(小林食品・川口剛さん)
パッケージを開けると、かつお節の香りがあたりに広がる。口に入れた瞬間にふわっと溶けてなくなる食感は、綿あめのようだ。その直後、調味料の雑味が全くない、かつお本来の優しい旨み、香りが口いっぱいに広がる。思わず顔がほころぶ逸品だ。
※女性セブン2014年12月25日・2015年1月1日号