芸能

Eテレで偉人演じる中村獅童 印象に残ったのは近松門左衛門

 NHK Eテレで放送している小学生向け社会科番組『歴史にドキリ』(毎週水曜9時20分~、10分間放送)では、歌舞伎役者の中村獅童(42才)が、歴史上の人物を現代風にアレンジしながら歌って踊って演じている。獅童が演じた偉人の数はこれまで40人にも及ぶ。

 10分の番組だが、衣装やメイクなど、大河ドラマも手掛けるスタッフが担当しており本格的だ。

「源義経の回で着ていた衣装は、タッキー(滝沢秀明・32才)がNHK大河ドラマ『源義経』で着ていたものでしたね」(中村獅童、以下同)

 小学生向けの子供番組だからこそ、手を抜かないというこだわりも見え隠れする。

「たとえば、平塚らいてうは、女性地位向上のために尽力した人だけど、強くなりすぎず、あえてかわいく演じました。北条政子は気性の激しさが有名だけど、彼女は品性のあった人だと思ったから、そこは忘れちゃいけないと思って演じました」

 40人演じてきて、印象に残っているのは、やはり歌舞伎と縁が深い近松門左衛門だ。

「あの回は、人形遣いも実際の文楽のかたで、舞踊をしているのもぼくと弟子の中村蝶紫ですからね。近松ものの演目が好きなぼくにとっては、思い入れが強い、もう一度、やってみたい人物ですね」

 日本の偉人をほぼ演じ尽くした次の目標は? もしかして世界の偉人たち?

「いや、それは…。世界の偉人たちとなると、もう果てしなくなるからねぇ(笑い)」

※女性セブン2015年1月22日号

関連記事

トピックス

二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ
《独立後相次ぐオファー》二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ 「終盤に出てくる重要な役」か
女性セブン
海外向けビジネスでは契約書とにらめっこの日々だという
フジ元アナ・秋元優里氏、竹林騒動から6年を経て再婚 現在はビジネス推進局で海外担当、お相手は総合商社の幹部クラス
女性セブン
今回のドラマは篠原涼子にとっても正念場だという(時事通信フォト)
【代表作が10年近く出ていない】篠原涼子、新ドラマ『イップス』の現場は和気藹々でも心中は…評価次第では今後のオファーに影響も
週刊ポスト
真剣交際していることがわかった斉藤ちはると姫野和樹(各写真は本人のインスタグラムより)
《匂わせインスタ連続投稿》テレ朝・斎藤ちはるアナ、“姫野和樹となら世間に知られてもいい”の真剣愛「彼のレクサス運転」「お揃いヴィトンのブレスレット」
NEWSポストセブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
破局した大倉忠義と広瀬アリス
《スクープ》広瀬アリスと大倉忠義が破局!2年交際も「仕事が順調すぎて」すれ違い、アリスはすでに引っ越し
女性セブン
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
中国「抗日作品」多数出演の井上朋子さん
中国「抗日作品」多数出演の日本人女優・井上朋子さん告白 現地の芸能界は「強烈な縁故社会」女優が事務所社長に露骨な誘いも
NEWSポストセブン
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
国が認めた初めての“女ヤクザ”西村まこさん
犬の糞を焼きそばパンに…悪魔の子と呼ばれた少女時代 裏社会史上初の女暴力団員が350万円で売りつけた女性の末路【ヤクザ博士インタビュー】
NEWSポストセブン
韓国2泊3日プチ整形&エステ旅をレポート
【韓国2泊3日プチ整形&エステ旅】54才主婦が体験「たるみ、しわ、ほうれい線」肌トラブルは解消されたのか
女性セブン