男性にとって薄毛は重要な問題だが、下手にケアをして逆効果になってしまうことも。東京都在住の看護師の女性Kさん(51才)の夫(52才)は、抜け毛を気にしていないふりして隠れてケアしていたら、とんでもないことになってしまったという。
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最近になって、夫(52才)の抜け毛がすごいの。朝の枕に散らばった髪の量と、お風呂の排水溝に詰まった毛を集めたら、小鳥一匹くらいになるかも。
さすがに心配になって、「専門家に相談すれば」と言うと、「オレはスキンヘッドにする。もう少し抜けるのを待ってるんだ」と。
ところがその夜、寝ていたら、隣の布団から変な音がする。そおーっと目を開けると、夫が妙な形のブラシで自分の頭を叩いているじゃないの。
見なかったふりをしてやったけど、きっと勢いよく叩きすぎたんだと思う。翌日、地肌が赤むけてるんだもの。
高校生の息子から「親父、ムダな抵抗はよせ」と言われたのに、まだ夜中にパンパンと、不気味な音がするんだよね。
誰か、うちの夫の“残り毛”、バリカンで刈っちゃってよ。
※女性セブン2015年4月9・16日号