夏は海や山のレジャーシーズンだが、毎年、水難や遭難の痛ましい事故がニュースをにぎわす。では、海と山ではどちらが危険なのか。
警察庁の「平成26年中における水難の概況」によると、2014年中の海の事故による死者・行方不明者は351人。同庁の「平成26年中における山岳遭難の概況」によると、2014年中の山岳遭難事故による死者は311人である。
わずかに海のほうが危険ということになるが、海のレジャー人口のほうが山のそれより多いので、実際は同程度と考えられる。
※週刊ポスト2015年8月21・28日号