ビジネス

住宅ローンの借り換えは今がラストチャンス 900万円削減の例も

 手続きは大変だが、家計のためにぜひやっておきたいのが住宅ローンの借り換えだ。

「住宅ローン金利は歴史的な低金利。もし、住宅ローン金利が借りた時より今のほうが安いなら借り換えも手。すでに少しずつ上がっているのでやるなら急いだほうがいいでしょう」とはファイナンシャルプランナーの山口京子さん。

 借り換えは、現在借りている金融機関と金利交渉をすることから始めて。下がりそうにないなら、ほかの金融機関で見積もりを取って比較し、納得のいく金利の金融機関と手続きを進めることになる。

 ちなみに、8年前に新築マンションを購入したAさん(39才)の場合。3500万円を35年固定で金利3.14%(元利均等返済)で返済総額 は5772万円だったが、フラット35の20年固定で金利1.20%に借り換え、返済総額は 4695万円に。借り換え手数料や保険料が約150万円ほどかかったものの、総額で約927万円浮いた。

「手続きには1か月ほどかかり、正直大変です。でも今ならまだ、借り換え事務手数料を払っても、総返済額を大きく浮かせられるはず。やる価値はあると思います」(山口さん)

 低金利の今は長期固定金利と変動金利との差があまりない。10年以内に返済できるようなら10年固定もおすすめだ。

※女性セブン2015年9月10日号

関連キーワード

トピックス

NHK中川安奈アナウンサー(本人のインスタグラムより)
《広島局に突如登場》“けしからんインスタ”の中川安奈アナ、写真投稿に異変 社員からは「どうしたの?」の声
NEWSポストセブン
カラオケ大会を開催した中条きよし・維新参院議員
中条きよし・維新参院議員 芸能活動引退のはずが「カラオケ大会」で“おひねり営業”の現場
NEWSポストセブン
コーチェラの出演を終え、「すごく刺激なりました。最高でした!」とコメントした平野
コーチェラ出演のNumber_i、現地音楽関係者は驚きの称賛で「世界進出は思ったより早く進む」の声 ロスの空港では大勢のファンに神対応も
女性セブン
文房具店「Paper Plant」内で取材を受けてくれたフリーディアさん
《タレント・元こずえ鈴が華麗なる転身》LA在住「ドジャー・スタジアム」近隣でショップ経営「大谷選手の入団後はお客さんがたくさん来るようになりました」
NEWSポストセブン
元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
襲撃翌日には、大分で参院補選の応援演説に立った(時事通信フォト)
「犯人は黙秘」「動機は不明」の岸田首相襲撃テロから1年 各県警に「専門部署」新設、警備強化で「選挙演説のスキ」は埋められるのか
NEWSポストセブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
5月31日付でJTマーヴェラスから退部となった吉原知子監督(時事通信フォト)
《女子バレー元日本代表主将が電撃退部の真相》「Vリーグ優勝5回」の功労者が「監督クビ」の背景と今後の去就
NEWSポストセブン