節約調理のコツは、いかに加熱時間を減らすかにあると、料理研究家の野口英世さんは言う。
「オススメはフライパン調理。底が広く浅いので、沸騰しやすく、パスタなどのゆで時間を深底鍋の半分ほどに短縮できます」
また、効率がいいのは、同時調理。たとえば、ご飯(2合)を炊く時に、アルミホイルで包んだじゃがいもと生卵(各2個ずつ目安)を一緒に入れておけば、ポテトサラダの下ごしらえまでできる。
「煮物を作る際、落としぶたをし、その上に小松菜やキャベツなど、アクの出にくい葉物野菜をのせて、さらにふたをしておけば、同時に蒸し野菜が完成」(野口さん)
中火で約9分調理すると2.5円かかる。同時調理で、調理1回分が短縮されると年間約913円分が浮く。家事の時短にもなって、Wでお得!
※女性セブン2015年9月10日号