芸能

中居正広の安保デモ「声あげるのは良いこと」発言に「さすが」

 8月30日、デモが行われる予定の午後3時を前にして、東京・永田町の国会議事堂前が色とりどりの雨傘やのぼり旗、プラカードを持った人で埋め尽くされた。

 安倍政権が今国会で成立を目指している安全保障関連法案に反対する市民団体による大規模デモに、集まった人の数はおよそ12万人(主催者発表)。民主党、日本共産党など野党4党の党首が参加したほか、昨年7月に中咽頭がんを患っていることを発表し、静養していた坂本龍一氏(63才)ら著名人も集まった。

「安保法案が盛り上がる前は、ぼくもかなり現状に対して絶望してたんですが、(学生団体)SEALDsの若者たち、そして主に女性たちが立って発言してくれてるのを見て、日本にもまだ希望があると思っているところです」(坂本龍一)

 だが一方で、こうしたデモに反対する人も少なくない。金銭トラブルや未成年買春疑惑の渦中にいる武藤貴也衆院議員(36才)はデモに参加する若者に対し、《彼ら彼女らの主張は『だって戦争に行きたくないじゃん』という自分中心、極端な利己的考えに基づく》、堀江貴文氏(42才)は《安保反対デモに行ってる事カミングアウトしたら私は採用しませんよ。仕事出来ないと思うから》とツイートしている。

 少し前に、この問題をとりあげた『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、松本人志(51才)や石原良純(53才)ら出演者たちがデモに対して異論を唱える中、中居正広(43才)はこう反論した。

「若い子が声を上げるのは、ぼくはいいことだと思います。ぼくが嬉しかったのは、関心を持っているんだってこと。こういう子たちが、“何か動かなければこれは通ってしまうぞ”と思っているのはいいことだと思います」

 ある芸能関係者が言う。

「中居くんは若者世代からの支持を受けるアイドルグループのリーダーであるだけでなく、年齢的に自分の考えを発信できなければならない立場。それでも一歩踏み込んだ発言をするのは、覚悟と責任を伴いますよね。松ちゃんとか周りの先輩たちと真逆の意見でも自分の立場・考えをはっきり伝えているのを見て、“さすが”と思いましたね」

※女性セブン2015年9月17日号

関連記事

トピックス

結婚生活に終わりを告げた羽生結弦(SNSより)
【全文公開】羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんが地元ローカル番組に生出演 “結婚していた3か間”については口を閉ざすも、再出演は快諾
女性セブン
「二時間だけのバカンス」のMV監督は椎名のパートナー
「ヒカルちゃん、ずりぃよ」宇多田ヒカルと椎名林檎がテレビ初共演 同期デビューでプライベートでも深いつきあいの歌姫2人の交友録
女性セブン
NHK中川安奈アナウンサー(本人のインスタグラムより)
《広島局に突如登場》“けしからんインスタ”の中川安奈アナ、写真投稿に異変 社員からは「どうしたの?」の声
NEWSポストセブン
コーチェラの出演を終え、「すごく刺激なりました。最高でした!」とコメントした平野
コーチェラ出演のNumber_i、現地音楽関係者は驚きの称賛で「世界進出は思ったより早く進む」の声 ロスの空港では大勢のファンに神対応も
女性セブン
文房具店「Paper Plant」内で取材を受けてくれたフリーディアさん
《タレント・元こずえ鈴が華麗なる転身》LA在住「ドジャー・スタジアム」近隣でショップ経営「大谷選手の入団後はお客さんがたくさん来るようになりました」
NEWSポストセブン
元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
5月31日付でJTマーヴェラスから退部となった吉原知子監督(時事通信フォト)
《女子バレー元日本代表主将が電撃退部の真相》「Vリーグ優勝5回」の功労者が「監督クビ」の背景と今後の去就
NEWSポストセブン