芸能

寺島しのぶ 3歳の長男連れ「歌舞伎役者御用達」学校を見学

 9月中旬に都内で開かれた、幼小中高一貫教育で知られる有名私立幼稚園での園舎見学会。この日、寺島しのぶ(42)が3歳になったばかりの長男・眞秀(まほろ)くんを連れて出席した。同幼稚園は松本幸四郎(73)、中村吉右衛門(71)、市川染五郎(42)などが通った「歌舞伎役者御用達」学校だ。

「寺島さんは息子さんを歌舞伎役者にするのが悲願。歌舞伎の世界に理解が深い学校がいいと考えたようです」(芸能関係者)
 
 人間国宝の父・尾上菊五郎(72)、母・富司純子(69)、弟・尾上菊之助(38)という歌舞伎の超名門一家・音羽屋の長女として誕生した寺島。幼い頃から歌舞伎役者になるのが夢だったが、歌舞伎の舞台は女人禁制。寺島は幼少の頃の“挫折”を雑誌のインタビューでこう語っている。
 
〈私が11歳になり、弟が6歳で初舞台を踏んだ日です。その日から、我が家は完全に弟を中心に回りだして(中略)両親と弟が熱心に歌舞伎の話をしている輪の中に私だけ入ることができず、疎外感を募らせていきました〉
 
 以来約30年間、寺島は歌舞伎役者という夢を捨てられず、夢を長男に託した。
 
「しのぶさんは眞秀くんを菊之助さんの息子さんよりも頻繁に実家に連れて行って、菊五郎さんに稽古をつけてもらい、今年5月には歌舞伎座に初登場させている。幼稚園選びもその一環で、他にも歌舞伎役者を数多く輩出している名門私立などのお受験も考えているようです」(梨園関係者)

※週刊ポスト2015年10月16・23日号

関連記事

トピックス

元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
文房具店「Paper Plant」内で取材を受けてくれたフリーディアさん
《タレント・元こずえ鈴が華麗なる転身》LA在住「ドジャー・スタジアム」近隣でショップ経営「大谷選手の入団後はお客さんがたくさん来るようになりました」
NEWSポストセブン
日本テレビの杉野真実アナウンサー(本人のインスタグラムより)
【凄いリップサービス】森喜朗元総理が日テレ人気女子アナの結婚披露宴で大放言「ずいぶん政治家も紹介した」
NEWSポストセブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
伊勢ヶ濱部屋に転籍した元白鵬の宮城野親方
元・白鵬の宮城野部屋を伊勢ヶ濱部屋が“吸収”で何が起きる? 二子山部屋の元おかみ・藤田紀子さんが語る「ちゃんこ」「力士が寝る場所」の意外な変化
NEWSポストセブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
今年の1月に50歳を迎えた高橋由美子
《高橋由美子が“抱えられて大泥酔”した歌舞伎町の夜》元正統派アイドルがしなだれ「はしご酒場放浪11時間」介抱する男
NEWSポストセブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
STAP細胞騒動から10年
【全文公開】STAP細胞騒動の小保方晴子さん、昨年ひそかに結婚していた お相手は同い年の「最大の理解者」
女性セブン
逮捕された十枝内容疑者
《青森県七戸町で死体遺棄》愛車は「赤いチェイサー」逮捕の運送会社代表、親戚で愛人関係にある女性らと元従業員を……近隣住民が感じた「殺意」
NEWSポストセブン