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安い洋服に飛びつくくらいなら、ぜいたくタイツで気分上げよ

「服は漠然と買いにいくものではなく、明確な目的意識が必要。そのためには、“日々いちばん着ているもの=自分のスタイル”を把握して」と、スタイリストの高田空人衣さん。ジーンズを週3回着ているのなら、今シーズンは、もののいいジーンズを取り入れるなど、自分の定番をレベルアップ。すると、あなたのファッションは確実に洗練していくはずだ。そうした買い物時のコツを3つ教えてもらった。

■“安い”に飛びついてはダメ!
“セール”や“50%オフ”といった文字を見ると、買わなきゃ損、といった心理状態に陥り、財布のヒモがゆるみがち。しかし、それは不良在庫を増やすだけかもしれない。

「安かったから、という理由で買った服を着ているのと、好きな服を着用しているのでは気分に大きな差が出て姿勢まで違ってきます。安物買いの銭失いにならないように」(高田さん 以下「」内同)

■試着室では前後左右を確認し、ひとり作戦会議を!
「“面倒だから”と試着を省くのは、自ら失敗を招く行為。買う前には必ず一度、試着するクセをつけて」

 着た瞬間“こりゃダメだ”と感じたら即終了ですが、“まぁまぁかな”と思えたら、試着室の中で靴も履き、全身のバランスをチェック。さらにケータイやスマホで正面、横向き、後ろ姿を自撮りする。後ろ姿は“自撮りモード”に切り替えて、鏡に映る姿を撮り、他人からどう見えるか確認を。

「パンツやスカートなどのボトムスを買う時は、試着したらいすに座ってみて。スカートが短すぎたり、背中でパンツが丸見えになっていたりなど、立ったままではわからない欠点が浮かび上がるケースもあります」

 そして“合格”と思っても“検討します”といったん店を出ること!

「お茶をしたり、家に帰って自撮り画面を見て、納得できたら購入を。本来、服の購入には、このくらいの時間と手間をかけるべきです」

■むしろ安い服を買うくらいなら、ぜいたくタイツで気分を上げる
 これからの季節はストッキングやタイツにこそお金をかけるべき。下着やタイツなど肌に密着する部分に上質なものをつけると、リッチな気分になり、自然とあなたが醸し出す魅力もアップするはず。

「3900円のボトムスではあまりありがたみを感じませんが、同じ値段のタイツとなると、とてもぜいたくな気分になるもの。靴もいつもより値の張る品を身につけると、履き心地はもちろん、仕草も変わります」

※女性セブン2015年10月15日

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