持ち物は人間関係や仕事の運を左右すると語るのは風水建築デザイナーの直居由美里さん。運をつかむ外出時の持ちモノ、歩き方について聞いた。
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外出時に持っていく物は、ほぼ決まっているはずです。財布、家の鍵、携帯電話、薬、手帳、ハンカチ、そして女性なら化粧ポーチといったところでしょう。風水では、環境から影響を受けて運気が変わると考えますが、家の外では、いつも持ち歩く品々によって運気が左右されます。
仕事をしているのなら、ビジネスバッグの選択は重要です。バッグと靴は洋服以上に、人となりを周囲に伝えます。
いくら高価なバッグを持ち歩いていても、中がぐちゃぐちゃで、定期券や鍵をその都度探し回っているようでは、意味がありません。仕事の段取りも悪く、余計な手間ばかりかけるので、職場の評価もパッとしないでしょう。
バッグの中が整理されていない人は、帰宅後にそのまま床に置きっぱなしにしていることが多いのです。仕事をしていない主婦でも、買い物から帰って財布を入れたバッグを床に直置きするようでは、その家の金運は低迷します。床に直接、物を置くと掃除機もかけにくく、部屋も雑然とした印象になります。
床は足が触れるため、邪気が溜まりやすい場所です。そこに財布や携帯などの貴重品が入ったバッグを置くのは、持ち物に対する愛着がないからです。持ち主に邪険に扱われた物はネガティブな気を発します。
財布の中のお金も「こんなところから早く離れたい」と逃げ出していきます。金運アップのためには玄関やトイレ掃除も欠かせませんが、財布やバッグの扱いにも充分気をつけてください。