妙な下心を出して、口車に乗せられてしまうのが、男というもの。埼玉県に住む歯科衛生士の女性Aさん(47才)の夫(48才)は、若い女性の言いなりになって、とんでもない姿になったという。果たして、アラフィフ男はどうなった? Aさんが告白する。
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頭の毛は寂しいのに、まつげはたっぷりの夫。だから何? って話なんだけど、先日、美容室から帰ってきた夫を見て、ひっくり返りそうになったわよ。
ただでさえ、濃いまつげがバサバサになっていたんだもん。
夫が言うには、カットしているときに見慣れない若い店員さんがやってきて、「すっごいキレイなまつげですね。うらやましい、ステキ」と褒めちぎったんだって。 その後、「でも今のままだと、宝の持ちぐされ。お客様のまつげをもっと魅力的にする方法があります」と口説かれ、「今なら特別にお安くします」と耳打ちされて、「気がついたら、隣の部屋で目をつぶっていた」って言うの。
どうやら、夫が行った美容室が、新たにまつげエクステ・サロンを併設したけど、客が来ないらしい。夫にすれば、若い女の子に褒められるなんて、ありえないこと。
「断るのも悪い気がしてさ。値段だって大したことないから、いいかな~って。店の人はみんな目力、アップしたって言うんだけど、どう?」って、私に顔をグイと近づけてきた。どうでもいいっ!
※女性セブン2016年2月25日号