芸能

『料理の鉄人』仕掛け人が最後に食べたい逸品冷製パスタ

『リストランテ・ヒロソフィー銀座』のフルーツトマトのカッペリーニ

 誰もが考えたことがあるだろう。最後の日には何を食べたいだろうか──。『料理の鉄人』(フジテレビ系)など、話題のテレビ番組を数々仕掛けたテレビ演出家の田中経一さん(53才)は、『リストランテ・ヒロソフィー銀座』のフルーツトマトの冷製カッペリーニを選んだ。

「その料理を“最後“に食べる時ですが、一つ条件があります。それは妻と一緒にテーブルを囲んで食べることです」

 そう話す田中さん。『リストランテ・ヒロソフィー銀座』のシェフ・山田宏巳さんのフルーツトマトのカッペリーニは、妻の大好きな料理だという。

「山田シェフの冷製パスタは、ほかの人が真似ても、同じようには作れない逸品です。なかでも、トマトのカッペリーニは代表作」(田中さん)

 山田さんが惚れ込んだフルーツトマトは、高知県徳谷地区で栽培されたもの。瀬戸大橋が開通した頃、山田さんは東京から高知まで車を飛ばして、トマトに会いに行った。その縁で、おいしいカッペリーニを提供できるのだと話す。

 そのパスタに田中さんの妻は魅了された。

「彼女の誕生日には、お店に伺って、それを味わうのが毎年の恒例行事になっています。もちろん、このパスタは、ぼくの好物でもありますが、それ以上に重要なことは、自分の一番大切な人が、目の前で、笑顔で食べてくれること。“最後“に、その様子を自分の目にやきつけたい…ただそれだけです」(田中さん)

撮影■坂本道浩

※女性セブン2016年5月12・19日号

関連記事

トピックス

大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
「What's up? Coachella!」約7分間、圧巻のパフォーマンスで観客を魅了(写真/GettyImages)
Number_iが世界最大級の野外フェス「コーチェラ」で海外初公演を実現 約7分間、圧巻のパフォーマンスで観客を魅了
女性セブン
《家族と歩んだ優しき元横綱》曙太郎さん、人生最大の転機は格闘家転身ではなく、結婚だった 今際の言葉は妻への「アイラブユー」
《家族と歩んだ優しき元横綱》曙太郎さん、人生最大の転機は格闘家転身ではなく、結婚だった 今際の言葉は妻への「アイラブユー」
女性セブン
天皇皇后両陛下、震災後2度目の石川県ご訪問 被災者に寄り添う温かいまなざしに涙を浮かべる住民も
天皇皇后両陛下、震災後2度目の石川県ご訪問 被災者に寄り添う温かいまなざしに涙を浮かべる住民も
女性セブン
今年の1月に50歳を迎えた高橋由美子
《高橋由美子が“抱えられて大泥酔”した歌舞伎町の夜》元正統派アイドルがしなだれ「はしご酒場放浪11時間」介抱する男
NEWSポストセブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
STAP細胞騒動から10年
【全文公開】STAP細胞騒動の小保方晴子さん、昨年ひそかに結婚していた お相手は同い年の「最大の理解者」
女性セブン
年商25億円の宮崎麗果さん。1台のパソコンからスタート。  きっかけはシングルマザーになって「この子達を食べさせなくちゃ」
年商25億円の宮崎麗果さん。1台のパソコンからスタート。 きっかけはシングルマザーになって「この子達を食べさせなくちゃ」
NEWSポストセブン
大谷翔平を待ち受ける試練(Getty Images)
【全文公開】大谷翔平、ハワイで計画する25億円リゾート別荘は“規格外” 不動産売買を目的とした会社「デコピン社」の役員欄には真美子さんの名前なし
女性セブン
逮捕された十枝内容疑者
《青森県七戸町で死体遺棄》愛車は「赤いチェイサー」逮捕の運送会社代表、親戚で愛人関係にある女性らと元従業員を……近隣住民が感じた「殺意」
NEWSポストセブン