好きな人にとっては、とんでもなくたまらないものだが、そうでない人にしてみれば、まったく魅力が理解できないという美少女フィギュア。埼玉県に住む女性Kさん(49才)の夫(52才)は、美少女フィギュア収集が趣味。しかし、Kさんは夫への不満をもらす。
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趣味は美少女フィギュア収集。ガラスケースに何体もの美少女フィギュアを並べ、暇さえあれば「いいな~」と、ため息をついている。
イベントはフィギュアの大掃除で、息を止めて1個ずつ取り出して、「いいか。やり方、間違えると塗装が剥げたり、傷んだりするんだぞ~。いいか。気をつけろ」と誰と話しているんだか。
そして、専用の筆でサラ~、サラ~ッとほこりを払い、ウエットティッシュでこれまたていねいに細かい部分まで。見ていて息が詰まるわよ。
それだけじゃない。私が部屋から出かけたら、「ちゃんと見てて。オレが居なくなったら、あなたがするんだから」と言ったのよ。
バカバカしい! 夫が亡くなったら、高額な物は専門店に叩き売り、あとはネット販売って、息子とその日の段取りはバッチリよ。
※女性セブン2016年7月21日号