国際情報

高須院長「トランプは典型的な田舎の土地成金」

トランプ氏とドゥテルテ大統領について語る高須院長

 高須クリニックの高須克弥院長が世の中の様々な話題に提言するシリーズ企画「かっちゃんに訊け!!」。今回はアメリカの大統領選や、フィリピンのドゥテルテ大統領などについてお話を聞きました。

 * * *
──アメリカの大統領選も盛り上がってきていますね。

高須:本当に盛り上がってるの? なんだか、泥沼化してきているように見えるけどね。

──トランプ候補の性的発言が問題になってからは、なんだか政策よりも個人攻撃ばかりになっています。

高須:僕はトランプが大統領になればいいと思ってるんだけど、流れはちょっと変わってきたかな。私生活とか素行の面でトランプがかなり不利になってきた。まあ、ビル・クリントンよりはマシだと思うけどね(笑い)。

──たしかに、女性問題ではクリントン元大統領もいろいろ出てきています。

高須:ヒラリーの旦那さんは、根っからのスケベなんだと思うよ。表向きは紳士だけど、周りは不倫相手ばっかりで、セクハラ三昧なんだもんね(笑い)。ムッツリしているからこその変態だよ。

 一方、トランプは典型的な田舎の土地成金だね。お金持ちになって嬉しくて、いろんなところにサービスしちゃう。自分の力を見せつけたいっていう気持ちもあるだろうから、きれいな女性を周りにおいたりしてね。でも、実際にはスケベなわけじゃなくて、偉ぶりたいだけなんだよ。だから、スケベなことを言っても、結局口だけで特に実行はしてないんじゃないかな。クリントンは言わないでやりまくるタイプ(笑い)。

──ということは、ヒラリー候補にしてみれば、夫に足を引っ張られている、と。

高須:まあ、ヒラリーさん自身も政治資金なんかではいろいろ問題もあるんだけど、夫がビル・クリントンではなかったら、わけのわからないセクハラ問題なんかで責められなかったわけだからね。夫が元大統領じゃなかったら、ここまで来られなかったっていうジレンマもあるのかもしれないけど、もし他の人が夫だったら、ヒラリーはもっと早く大統領になってたかもしれないね。

 同じセックス狂いでも、クリントンじゃなくて、タイガー・ウッズが夫だったら良かったんじゃないかな(笑い)。ウッズだって、ヒラリーが奥さんだったら、もっともっと活躍できてたはずだよ。

──さて、話は変わりますが、フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領が話題です。院長はツイッターでドゥテルテ大統領を支持すると表明されていました。

高須:もちろんいろんな意見があるのはわかるけど、僕はすごく立派な政治家だと思うね。だってさあ、麻薬を撲滅するって公約を掲げて、国民の支持を得て大統領になって、それをちゃんと実行しているんだから。

──とはいえ、麻薬売人や麻薬中毒者を次々と殺害するのはやりすぎなのではないかという声もあります。

高須:そういう意見も理解できるけど、麻薬っていうのはやっぱりもとを絶たないとなくならないんだよ。売人がいる限りは絶対に麻薬は出回るし、中毒者がいればそれを狙う売人も出てくる。麻薬関係者を殺害するっていうのは、残念ながらとても効果的なやり方なのかもしれないね。

 平凡な政治家だったら、どんなに効果的なやり方であっても、なかなか実行できない。でも、それをしっかりやり遂げようとしているんだから、ドゥテルテ大統領はとても素晴らしい指導者だと思うね。

関連記事

トピックス

伊藤沙莉は商店街でも顔を知られた人物だったという(写真/AFP=時事)
【芸歴20年で掴んだ朝ドラ主演】伊藤沙莉、不遇のバイト時代に都内商店街で見せていた“苦悩の表情”と、そこで覚えた“大人の味”
週刊ポスト
総理といえど有力な対立候補が立てば大きく票を減らしそうな状況(時事通信フォト)
【闇パーティー疑惑に説明ゼロ】岸田文雄・首相、選挙地盤は強固でも“有力対立候補が立てば大きく票を減らしそう”な状況
週刊ポスト
新アルバム発売の倖田來未 “進化した歌声”と“脱がないセクシー”で魅せる新しい自分
新アルバム発売の倖田來未 “進化した歌声”と“脱がないセクシー”で魅せる新しい自分
女性セブン
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
大ヒット中の映画『4月になれば彼女は』
『四月になれば彼女は』主演の佐藤健が見せた「座長」としての覚悟 スタッフを感動させた「極寒の海でのサプライズ」
NEWSポストセブン
中国「抗日作品」多数出演の井上朋子さん
中国「抗日作品」多数出演の日本人女優・井上朋子さん告白 現地の芸能界は「強烈な縁故社会」女優が事務所社長に露骨な誘いも
NEWSポストセブン
国が認めた初めての“女ヤクザ”西村まこさん
犬の糞を焼きそばパンに…悪魔の子と呼ばれた少女時代 裏社会史上初の女暴力団員が350万円で売りつけた女性の末路【ヤクザ博士インタビュー】
NEWSポストセブン
(左から)中畑清氏、江本孟紀氏、達川光男氏による名物座談会
【江本孟紀×中畑清×達川光男 順位予想やり直し座談会】「サトテル、変わってないぞ!」「筒香は巨人に欲しかった」言いたい放題の120分
週刊ポスト
大谷翔平
大谷翔平、ハワイの25億円別荘購入に心配の声多数 “お金がらみ”で繰り返される「水原容疑者の悪しき影響」
NEWSポストセブン
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
女性セブン
伊藤
【『虎に翼』が好発進】伊藤沙莉“父が蒸発して一家離散”からの逆転 演技レッスン未経験での“初めての現場”で遺憾なく才能を発揮
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン