国内

カレン・カーペンターやダイアナ元妃も経験、摂食障害の怖さ

愛子さまの激やせを心配する声も

 12月1日、愛子さまが15才の誕生日を迎えられた。ニュース番組では、愛子さまの変化が報じられた。その中には、大人っぽくなられたという声もある一方で、激やせを心配する声も…。

 9月中旬から体調不良で学校を長期欠席されていた愛子さま。この様子に摂食障害の疑いもあると語るのは、精神科医の片田珠美氏だ。

「生命維持に直結する食の問題だけに、摂食障害は精神疾患の中でも比較的死亡率が高く、約10%にのぼるといわれています。体重が30kgを切ると栄養失調状態になり、免疫力が低下して、ちょっとした病気にもかかりやすい。また、回復するだけの体力もない。突然心停止し、そのまま死を迎えるといったケースも少なくありません」(片田氏)

 著名人の中にも、かつて摂食障害に苦しめられた人は少なくない。宮沢りえ(43才)が骨の浮き出た姿を見せたのは約20年前。彼女が22才の時だった。不倫破局騒動をきっかけに拒食症の症状が出始め、30kg台前半まで体重が減少した。

「不眠や精神不安にはじまり、お酒に逃げることが増えていった。次第に生理が止まり、流動食しか受けつけなくなったときには、体が勝手に動く『チック症』のような症状や、食べ物に虫が這っている幻覚が見えると訴えたこともあったそうです」(芸能関係者)

 中森明菜(51才)も、当時交際中だった近藤真彦(52才)に別の女性との噂が出たことが引き金になった。

 摂食障害の患者は、全世界に約7000万人いるという。海外に目を向けても、英国のダイアナ元妃(享年36)は摂食障害を患い、克服後には支援団体の集会で体験談を明かし、患者を励ますスピーチをしたこともあった。

「最近ではキャサリン妃もイベントにやせ細った姿で登場し、拒食症に近い状態なのではないかと報じられました。公務の多忙と子育てが原因ではないかと考えられています」(英王室に詳しい多賀幹子氏)

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