日本の株式市場が「トランプ相場」に沸いている。米次期大統領・ドナルド・トランプ氏は大幅減税や大規模公共事業を公約に掲げ、こうした政策への期待も株価を押し上げている。では、具体的にこの年末年始に仕込むべき銘柄は何か?
株式投資などで1億円以上の資産を築いた“億り人”の1人、「かぶ1000」氏はトランプ相場の1か月で2000万円もの利益を得た。そのかぶ1000氏はドンキホーテHD傘下でビル賃貸や不動産管理を行なう日本アセットマーケティングを挙げる。
「ここにきて親会社のドンキホーテが出店攻勢を強めているため、それに伴いメリットを受けている。トランプバブルに乗って12月から急騰していますが、目標株価はまだまだ上。今から買える銘柄だと思います」
「かぶ1000」氏が「近いうちに購入を検討している」という銘柄がある。その一つが、焼き肉屋の無煙ロースター専業メーカーのSHINPOだ。
「焼き肉業界でのシェアは6割以上で業界首位。しかもメンテナンスまでやっているので、売っておしまいではなく、継続的に収益になりやすいビジネスモデルです。トランプバブルのような上昇相場では逆張りより、上がっている銘柄を買う順張りで、素直に流れに乗るがセオリー。SHINPOはこの4年ほどずっと上がり続けている。しかも、これだけ右肩上がりを続けているのに、指標的にはまだ割高ではない」(かぶ1000氏)
※週刊ポスト2017年1月1・6日号