現在未婚の女性皇族は7名。学業や公務に勤しむ若き女性皇族方のご活躍は、日本国民を励まし続けている。一方で、「適齢期」を迎えたプリンセスたちが結婚して皇籍を離れれば皇室活動が維持できなくなる可能性も指摘されている。いま注目すべき、若き女性皇族方の素顔に迫る。
●彬子女王殿下(三笠宮家)
・1981(昭和56)年12月20日生まれ(35歳)
・お印:雪
・学歴など:松濤幼稚園→学習院幼稚園→同初等科→同女子中・高等科→学習院大学文学部史学科卒業。英オックスフォード大学マートン・カレッジ留学、博士号取得。
・総裁職など:心游舎総裁、日本・トルコ協会総裁、日本職業スキー教師協会総裁、中近東文化センター総裁。法政大学国際日本学研究所客員所員、立命館大学衣笠総合研究機構客員協力研究員、京都市立芸術大学客員教授、同大学芸術資源研究センター特別招聘研究員、京都産業大学日本文化研究所研究員、学習院大学国際研究教育機構客員研究員、國學院大學特別招聘教授。
【博士号】
オックスフォード大学博士課程(日本美術史)を修了し、女性皇族で初めて博士号を取得した。考古学の研究者でもあった祖父・崇仁親王(故人)の影響もあったようだ。
【文化発信】
子供たちに日本文化を伝える団体「心游舎」を自ら創設し、活動されている。
【永久欠番】
東都大学野球の始球式(左写真)を務めた時の背番号「38」(ミヤ=宮様に因む)は、特別招聘教授を務める國學院大學硬式野球部の永久欠番となった。
【遊園地】
英国留学中に知り合った年上の日本人男性と、帰国後の2007年4月に遊園地でのデートが報じられた。
※SAPIO2017年2月号