芸能

出川に狩野への生電話を強要 和田アキ子はパワハラか法的見解

最近、和田の”ゴッド姉ちゃん”ぶりがたびたび話題に

 大物タレントによる後輩タレントへの強要行為は、パワハラなのか――。1月22日放送の『アッコにおまかせ!』(TBS系)で、物議を醸す一幕があった。司会の和田アキ子(66)が出川哲朗(52)に対し、淫行疑惑が持ち上がっていた事務所の後輩・狩野英孝(34)に電話をかけるよう迫ったのだ。和田のパワーに押し切られる形で出川は電話をかけてみたものの、狩野には結局つながらず。胸をなでおろす出川だったが、ネット上では「これはパワハラではないか」と和田に対する批判の声が沸き起こった。果たして和田の行為は、法的に見てもパワハラだったのか。

 労働問題に詳しい岩沙好幸弁護士(アディーレ法律事務所)は次のように見解を述べる。

「パワハラにあたるかどうかは、【1】同じ職場で働く者に対して行われたか、【2】職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に行われたものか、【3】業務の適正な範囲を超えて精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させるものかで判断されます。和田アキ子さんと出川哲朗さんのように雇用関係にないタレントさん同士ではパワハラとはいえないでしょう」(岩沙好幸弁護士・以下「」内同)

 どうやら二人の関係上、法的には「パワハラ」とはいえないようだが、やっていることはそれと同じである。一般の人が職場内の部下に対して、無理やり電話をかけさせるような行為をした場合はどうか。

「一般の人が職場の部下に同様のことをすれば、パワハラに当たり得ます。また、パワハラでなくとも、人から無理を強要されたり、嫌なことをされた場合は、慰謝料などが発生するため損害賠償請求ができる場合があります。もっとも出川さんの場合は、普段からイジられたり、責められたりして笑いをとることが多いので、今回の件で多額の慰謝料が認められることはないでしょう」

関連キーワード

関連記事

トピックス

大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
「What's up? Coachella!」約7分間、圧巻のパフォーマンスで観客を魅了(写真/GettyImages)
Number_iが世界最大級の野外フェス「コーチェラ」で海外初公演を実現 約7分間、圧巻のパフォーマンスで観客を魅了
女性セブン
《家族と歩んだ優しき元横綱》曙太郎さん、人生最大の転機は格闘家転身ではなく、結婚だった 今際の言葉は妻への「アイラブユー」
《家族と歩んだ優しき元横綱》曙太郎さん、人生最大の転機は格闘家転身ではなく、結婚だった 今際の言葉は妻への「アイラブユー」
女性セブン
天皇皇后両陛下、震災後2度目の石川県ご訪問 被災者に寄り添う温かいまなざしに涙を浮かべる住民も
天皇皇后両陛下、震災後2度目の石川県ご訪問 被災者に寄り添う温かいまなざしに涙を浮かべる住民も
女性セブン
今年の1月に50歳を迎えた高橋由美子
《高橋由美子が“抱えられて大泥酔”した歌舞伎町の夜》元正統派アイドルがしなだれ「はしご酒場放浪11時間」介抱する男
NEWSポストセブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
STAP細胞騒動から10年
【全文公開】STAP細胞騒動の小保方晴子さん、昨年ひそかに結婚していた お相手は同い年の「最大の理解者」
女性セブン
年商25億円の宮崎麗果さん。1台のパソコンからスタート。  きっかけはシングルマザーになって「この子達を食べさせなくちゃ」
年商25億円の宮崎麗果さん。1台のパソコンからスタート。 きっかけはシングルマザーになって「この子達を食べさせなくちゃ」
NEWSポストセブン
大谷翔平を待ち受ける試練(Getty Images)
【全文公開】大谷翔平、ハワイで計画する25億円リゾート別荘は“規格外” 不動産売買を目的とした会社「デコピン社」の役員欄には真美子さんの名前なし
女性セブン
逮捕された十枝内容疑者
《青森県七戸町で死体遺棄》愛車は「赤いチェイサー」逮捕の運送会社代表、親戚で愛人関係にある女性らと元従業員を……近隣住民が感じた「殺意」
NEWSポストセブン