ライフ

日本で認可されているED治療薬は3種類、それぞれの特徴

ED治療薬のそれぞれの効果を解説

 性行為を行なうのに十分な勃起を得られない場合、頼りになるのがED治療薬だ。現在、日本で認可されているED治療薬は「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス」の3種類。世界初のED治療薬として製品化されたバイアグラは最も有名だが、効果の持続時間は最も短い。

「バイアグラの持続時間は約5時間ですが、レビトラは約8時間、シアリスは最大36時間という長さです。特にバイアグラは性交前にタイミングを見計らって飲まなければならないが、シアリスならデート前に飲むことも可能なため、パートナーにED治療薬の服用を知られるリスクも少ない」(新宿ライフクリニック院長の須田隆興医師)

 最も気になる「勃起改善」の効果はレビトラに軍配が上がる。

「処方の実感としては、『勃起機能が改善した』という報告は、レビトラが最も高く、以下シアリス、バイアグラと続きます」(同前)

 バイアグラのメリットは、ジェネリック薬(後発医薬品)が豊富な点だ。

「バイアグラは2014年5月に特許期間が終了し、その後国内で9種類のジェネリック薬が発売されました。いずれも“本家”と同等の効果がありながら価格は半分程度で、費用対効果が高い。レビトラ、シアリスと比べても半額以下です」(同前)

※週刊ポスト2017年3月24・31日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

水原一平氏のSNS周りでは1人の少女に注目が集まる(時事通信フォト)
水原一平氏とインフルエンサー少女 “副業のアンバサダー”が「ベンチ入り」「大谷翔平のホームランボールをゲット」の謎、SNS投稿は削除済
週刊ポスト
解散を発表した尼神インター(時事通信フォト)
《尼神インター解散の背景》「時間の問題だった」20キロ減ダイエットで“美容”に心酔の誠子、お笑いに熱心な渚との“埋まらなかった溝”
NEWSポストセブン
水原一平氏はカモにされていたとも(写真/共同通信社)
《胴元にとってカモだった水原一平氏》違法賭博問題、大谷翔平への懸念は「偽証」の罪に問われるケース“最高で5年の連邦刑務所行き”
女性セブン
富田靖子
富田靖子、ダンサー夫との離婚を発表 3年も隠していた背景にあったのは「母親役のイメージ」影響への不安か
女性セブン
尊富士
新入幕優勝・尊富士の伊勢ヶ濱部屋に元横綱・白鵬が転籍 照ノ富士との因縁ほか複雑すぎる人間関係トラブルの懸念
週刊ポスト
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン
カンニング竹山、前を向くきっかけとなった木梨憲武の助言「すべてを遊べ、仕事も遊びにするんだ」
カンニング竹山、前を向くきっかけとなった木梨憲武の助言「すべてを遊べ、仕事も遊びにするんだ」
女性セブン
大ヒットしたスラムダンク劇場版。10-FEET(左からKOUICHI、TAKUMA、NAOKI)の「第ゼロ感」も知らない人はいないほど大ヒット
《緊迫の紅白歌合戦》スラダン主題歌『10-FEET』の「中指を立てるパフォーマンス」にNHKが“絶対にするなよ”と念押しの理由
NEWSポストセブン