2019年11月の完成を目指して、2020年東京五輪・パラリンピックのメインスタジアム「新国立競技場」の建設が2016年12月から始まった。
写真向かって手前・神宮第二球場と奥・東京体育館に挟まれた11万3000平方メートルの敷地では工事が着々と進む。総工費約1490億円の巨大プロジェクトは緒についたばかりだ。
現在は地盤改良工事が進み、今年夏に構造物の工事が始まる予定。すでに楕円形の敷地が見える。奥の森は新宿御苑だ。
建物の高さを47.4メートルに抑え、木材をふんだんに使用した大屋根が観客席を覆う構造となる新しい東京のシンボルは、完成まであと33か月。
本誌はこれから毎月、上空から工事の進捗をお届けする。
撮影■小倉雄一郎、共同通信社
※週刊ポスト2017年4月7日号