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松坂大輔が三軍球場で「息子と笑顔でキャッチボール」の意味

今季は2軍のマウンドさえ登っていない(写真:時事通信フォト)

 右肩を痛めリハビリを続けているソフトバンク・松坂大輔(36)の投げる姿が、久々に目撃された。ただし、球を受ける相手はキャッチャーではない。9歳になる長男である。

 松坂は2015年に日本球界に復帰したものの、度重なる故障で、一軍登板は1度きり。今季は二軍のマウンドにさえ登らなかった。

 寂しいリハビリ生活を続ける松坂のもとを今夏、ボストン在住の妻で元日本テレビアナウンサーの柴田倫世さん(42)と、3人の子供が訪れたという。

「倫世さんは子供の教育のため生活拠点をボストンに置き、福岡出身なのにめったに帰ってこない。ソフトバンク入団にあたって家族揃っての帰国を希望した松坂に『あなたがいなくても大丈夫』と言って単身赴任させたという。その倫世さんが子供たちを連れて帰国していた」(スポーツ紙デスク)

 二軍と三軍の本拠地であるタマスタ筑後に松坂が長男を連れてきたのはそんな中でのことだった。

 球団職員に断わってから長男を外野まで連れていくとおもむろにキャッチボールを始めたという。松坂は1球ごとに「ナイスキャッチ!」と声をあげた。

「最近は暗い顔が多かった松坂ですが、この日は満面の笑みでした」(球団関係者)

 そのとき、松坂は長男に向けて、ある決意を告げた。

「パパ、今年で最後だと思うから」

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